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山野貝塚ボランティアを紹介します
山野貝塚ボランティアとは
市では、令和元年度に、山野貝塚の取扱い方法を定めた『袖ケ浦市国指定史跡山野貝塚保存活用計画』を策定し、その中で、市民等と協働による運営体制の整備を目指すとしています。
~以下、保存活用計画からの抜粋~
市民によるボランティア組織を立ち上げ、継続的な養成講座等により活動の充実を図り、草刈り等の日常管理や史跡ガイドを行います。そして、将来的には市民協働や関係機関との連携による運営体制の構築を目指します。
保存活用計画に基づき、令和2年度に山野貝塚ボランティアを立ち上げ、山野貝塚の保存・活用に関する以下の活動をしています。
○史跡ガイド
○史跡維持管理
○各種イベント時の補助
○山野貝塚の保存活用に関わる研修会の開催
史跡ガイド
史跡は土地に刻まれた歴史であるため、地域の方が重要性を理解し、そして内容を説明し後世に継承していく必要があります。
現在、今年度中のガイド開始を目指し、史跡等に関する学習及びガイドの練習を実施しています。
史跡ガイド練習風景
史跡ガイド内容検討風景
史跡維持管理
史跡指定は、永遠に続く維持管理のはじまり、とも言われるように、日常的な草刈り等の維持管理が不可欠となります。史跡を清潔に保つことにより、史跡の重要性が理解され、史跡への愛着が深まり、地域への愛着も深まるものと考えています。
現在、月1回の除草作業を実施しています。
除草前
↓
除草後
作業風景
イベント時の補助
市では、山野貝塚を理解してもらうために、発掘調査時の現地説明会や講演会等を実施していますが、その際の受け付け等の補助を行っています。
現地説明会受付補助
現地説明会活動補助
山野貝塚の保存活用に関わる研修会の開催
山野貝塚の内容や保存活用に対する理解を深めるための研修を実施しています。
保存活用に関わる研修会
盤洲干潟観察会でのイボキサゴ採取
採取したイボキサゴ
※イボキサゴ
山野貝塚をはじめ、東京湾の東岸に所在する縄文時代の貝塚から最も多く見つかっている、直径2cmほどの巻貝。
東京湾東岸の縄文時代の貝塚を理解するうえで重要な貝です。
山野貝塚のボランティア活動に興味のある方は、生涯学習課までご連絡ください!