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【消防団員 高橋さん】消防団なら若者でも地元を守る活動ができます

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年2月1日
消防団員高橋さんの写真

18歳で地元の消防団に入団

消防団員高橋さんのインタビュー写真

 袖ケ浦に18個分団ある消防団のうち、生まれ育った飯富地区を守る第14分団に所属しています。父が袖ケ浦市の消防職員ということもあり、幼い頃から14分団の詰所に連れて行ってもらったりしていました。そのため、18歳になったら地元の消防団に入るのが当然と思っていました。消防団は火災や災害が起きたときに出動するだけではなく、普段から夜警をしたり、神社での神事を手伝うこともあります。消火活動だけでなく、地域のために働くのが消防団の役目。今まで育ててくれた地域のために恩返しをしたいというのも、消防団に入った目的でした。

 消防団の務めとしては、火災時の消火活動があげられます。消防職員が到着する前に消防団が着いた場合は消火活動をし、消防職員が到着してからはホースを延長して中継するなど消火活動のバックアップをします。日常的には、夜警で地域をパトロールしたり、消防操法で火災を想定した訓練をして、地域の安全や安心を守る役目を果たしています。

消防団として台風災害も経験

飯富地区の倒木被害の様子の写真飯富地区の台風被害の写真

 2019年4月に14分団に入団しました。現在、団員は同級生を含む20代が4人、あとは30代で合計16人います。入団すると、新入団員は規律訓練に参加し、消防団としての基礎的な心得や行動について研修を受けます。その後は、夜警が普段の活動のメイン。分団長からSNSのグループ連絡網で何時から夜警があると連絡が来るので、消防団詰所に集まり、消防車両に乗り込んで警鐘を鳴らして地域をパトロールしてまわります。火の不始末を見回るのはもちろん、不審者がいないか、子どもが出歩いていないかなど気をつけて巡回しています。

 今年の秋には台風15号と19号が上陸し、千葉県全体に甚大な被害をもたらしました。14分団の守る飯富地区も家屋の損壊や倒木、停電の被害がありました。台風が上陸する前は消防車で回って注意喚起を促し、通過後は道路を塞いでいる倒木等を撤去しました。今回は倒木の被害が多かったので、自力で処理できないお年寄り世帯を手伝ったりもしました。

消防団員のイメージ写真

自然災害には事前の準備が大切

 今回の台風を経験してみて、自然災害には勝てないという思いもありますが、事前の準備があれば被害を少しでも抑えられるとも思いました。地震だけでなく、台風を想定した避難訓練や避難所の確認は必要です。今回は、停電も起きたので、電話が通じない時に誰がどの家を見に行くかなど地域の助け合いの枠組みもあると安心です。こうした取り組みをやっておけば、地域の災害に対する意識も変わってくるのではと思っています。

 消防団というと、体育会系のタテ社会のイメージがあるかもしれませんが、みんな優しくて雰囲気はいいですね。これまで目上の人と食事に行く機会もなかったのですが、消防団に入ってからは30代の先輩に社会の礼儀や人間関係についても教えてもらっています。先輩はアルバイト先に遊びに来てくれるなど温かい人が多いですね。地域の方も僕が消防団に入ったというと喜んでくれます。仲間が増えるのはウェルカム。ぜひ、同じように若い人にも消防団に入ってもらいたいですね。

取材日 2019年12月9日
interview&text by Okamoto Nozomi
photo by Okada Keizo(インタビュー写真)

消防団員の訓練写真
消防団員の写真
消防団員の団服の写真
消防団員高橋さんの写真