ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > そでがうらアンバサダー > 【ねこまろN.O.C 小林さん】小学生の学習支援をとおして地元が大好きになりました

【ねこまろN.O.C 小林さん】小学生の学習支援をとおして地元が大好きになりました

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年1月1日
NOC小林さんのインタビュー写真

「ねこまろ」で地域の世代間交流が盛んに

NOC小林さんのインタビュー写真

 根形公民館が毎年開催している「ねこまろ」という活動で、地元の小学生を対象に学習支援をしています。ねこまろは、“ねがたこうみんかんにあつまろう”を略したもので、目的がそのまま活動名になっています。運営しているのは、N.O.C(Negata Open Campus)という地元の高校生や大学生のメンバー13人です。みんな根形小・中学校の卒業生で、友達同士誘い合って参加しています。僕自身も昨年の夏に同級生に誘われたのがきっかけでN.O.Cのメンバーになりました。ちょうど大学生になって地元の友達との関係が薄れていると感じていた頃。N.O.Cに入れば、地元の友達と会う機会が増えると思って参加しました。

 ねこまろが始まったのは、今から5年前の平成26年にさかのぼります。もともと公民館活動が盛んな袖ケ浦では、各公民館に市の職員の方がいて、公民館利用者や地域の方をつなぐコーディネート機能があります。当時の成人式の新成人代表が公民館職員と話していた時に、何か地域の子どもたちのためにお手伝いができませんか、と申し出たのが始まり。公民館職員と地元の若者が連携して、イベントを運営するようになったのがねこまろです。今では、公民館を利用する団体やサークルもイベントをサポートしてくれるので、さまざまな世代が集まる世代間交流の場にもなっています。

テーマは、思いっきり勉強して遊ぶ!

ねこまろの活動の様子ねこまろの活動写真

 ねこまろのメイン活動は、夏休みの学習支援イベントです。これには通常版と宿泊版の2つがあります。通常版とは、小学生を対象に3日間の日程で、公民館を利用して勉強や各種体験を行うもの。公民館に来たら、ホワイトボードのタイムスケジュールを確認して、参加したいプログラムに参加。朝から夕方まで45分ごとに5コマあり、催しもさまざま。オープニングとして書道パフォーマンスや管弦楽の演奏を見学してから、勉強、図工、スポーツ、レクリエーションなどに参加します。

  宿泊版は、小学校4〜6年を対象に根形公民館で宿泊するもの。非日常体験をテーマに、普段できない遊びをやってもらいます。今年は1日目に屋外で竹の水鉄砲をやって、全身びしょびしょになったり、2日目にはスポーツ枕投げ大会で枕を投げ合ったり、思いっきりはしゃいでもらいました。今年の参加者は通常版が約70人、宿泊版がその半数とたくさんの子どもたちが参加してくれました。これは根形小学校の生徒数の約4分の1に当たります。当初の参加者は20人くらいだったそうなので、年々にぎやかになっています。

ねこまろの活動写真

心を打たれた、子どもたちの素直な優しさ

 ねこまろでの子どもたちは本当にいきいきしているのが伝わってきます。僕は、学童保育のアルバイトもしているのですが、普段、子どもたちは学校ではルールに従わければならないですし、親御さんの言うことも聞かなくてはなりません。友達といっても同年代同士で遊ぶことがほとんど。でも、ねこまろに来れば、僕ら世代のお兄さんお姉さんがいて、大人に接するのとは違う形で懐いてくれ、ときには恋バナを聞かせてくれたりもします。僕が疲れているような顔をしていたら、肩たたきをしてくれたり、子どもの素直な優しさを見せてくれることも。初めは苦手意識もありましたが、今では子どもが大好きになりました。

 ねこまろでは地域の皆さんとの繋がりを感じることもできます。イベントには、絵画サークルやレクリエーション協会など今年度は14もの地域団体が協力してくれています。会を運営するなかで、こんなにもたくさんの方の協力があって運営されているんだとわかって、袖ケ浦の地域活動の活発さや公民館活動の充実ぶりを知ることもできました。もともと都内の大学まで地元から通うほど、袖ケ浦が気に入っていましたが、ますます地元が好きになりました。

 今後は、ねこまろに参加した小学生たちがN.O.Cのメンバーとなって運営する側に回る、そんな循環が地域で生まれれば本当に嬉しいですね。

取材日 2019年12月9日
interview&text by Okamoto Nozomi
photo by Okada Keizo(インタビュー写真)

ねこまろの活動写真
ねこまろの活動写真
ねこまろの活動写真
ねこまろの活動写真