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耐震改修の実例
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更新日:2020年4月1日
耐震改修の実例を紹介します―どんな工事をするのか?―
工事のポイントは以下のとおりです。
A 耐震性のある壁に補強する
B 耐震性のある壁をバランスよく配置する
C 金物を取り付ける
D 基礎を補強、新設する
工事例 A 耐震性のある壁に補強する 筋かい設置や面材補強の方法があります
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工事前 |
補強する壁を剥がします。 |
定められた釘やビス間隔で面材を打ち付けます。 | 壁紙を張替えて完了です。 |
工事例 B 耐震性のある壁をバランスよく配置する
既存壁の補強のみならず、新規に壁を造る方法もあります
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工事前 | 開口幅を狭め、柱を追加し壁を新規に造りました。 |
工事例 C 金物を取り付ける 柱頭柱脚や筋かいに所定の金物を設置します
柱金物 |
筋かい金物と柱金物 |
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柱脚側 | 柱頭側 | 筋かい下側 | 筋かい上側 |
工事例 D 基礎を補強、新設する
補強する壁直下に基礎がない場合、新設する必要があります
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土台が割れています。また、補強する壁の土台下に基礎がない状態です。 |
割れた土台を新規に取り換え、その下に基礎を打設します。その際、アンカーボルトを設置することで土台と基礎を一体化させます。 |
更に柱金物を設置して土台と柱を緊結させます。これで柱、土台、基礎が一体化します。 |