ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > そでがうらアンバサダー > 【ニッペコ 安枝さん】アクセスのいい袖ケ浦は、工場としても住まいとしても便利です

本文

【ニッペコ 安枝さん】アクセスのいい袖ケ浦は、工場としても住まいとしても便利です

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年8月1日
安枝さんのプロフィール画像

椎の森工業団地にある工場でグリースを製造

安枝さんのインタビュー写真

 グリースという製品をご存知でしょうか。鉄鋼設備、建設機械、自動車をはじめ、近年では産業用ロボットの駆動部などの潤滑剤としても使われています。小さなものでは、家電製品をはじめ精密機器やカメラにも使われ、すべてのモノが動く箇所には数多くのグリースが使われています。私は、このグリースを製造する株式会社ニッペコに勤務しています。以前は東京の大田区に工場を構えていましたが、2010年に袖ケ浦の椎の森工業団地に移転。現在は千葉工場として操業しています。

 私は入社以来、生産技術職として、主に工場に勤務してきました。入社時は製造部門に配属され、グリースを造っていましたが、途中から設備のメンテナンスや導入に関わる業務につき、岡山工場竣工の際には岡山に勤務しました。2010年の千葉工場の操業からは袖ケ浦市内に自宅を購入し、職住近接の暮らしを楽しんでいます。

立地条件の良い工場で安定した供給を確保

ニッペコ工場内の写真ニッペコの工場内の写真

 ニッペコのグリース製造は国内3位のシェアがあり、お客様のニーズにあわせた最適なグリースづくりを得意としています。工場は岡山と千葉にあって、製造量はだいたい半々。千葉工場は製造部門のほか、技術部門や品質保証部門もあり、66人が働いています。椎の森工業団地に移転したのは、大田区の工場周辺の宅地化が進み操業に気を遣っていたこと、周辺の道路が狭く大型車両が入りづらいなどの制約があったからです。移転にあたっては、事業に専念できる環境や物流面、社員の通勤といった点を踏まえ、さまざまな場所が候補にあがりました。

 そのなかで袖ケ浦の椎の森工業団地に工場を移転したのは、やはり立地条件が良かったから。まず物流面では、高速道路へのアクセスが抜群です。最寄りの姉崎袖ケ浦インターへは大型車両でもすぐですし、そこからお客様のある千葉や君津、北関東までも利便性がよく、圏央道が全線開通すれば、ますます便利になります。社員の通勤には、アクアラインがあったので、通勤時に横浜と長浦駅からマイクロバスを出すことにしました。また、工場の敷地は3倍ほどになり、緑地も確保でき、工場の操業も働く環境としても申し分ありません。新たな設備は安定した供給につながり、2010年以降は右肩上がりの売上げとなっています。

ニッペコ工場内の写真

閑静な住宅地とアクセスの良さに満足

 家族での袖ケ浦での暮らしにも満足しています。転居する前は、世田谷の社宅に住んでいましたが、賃貸と変わらない価格で、広々とした庭付きの一戸建てを購入することができました。まわりの住宅地は閑静ですし、庭ができたので芝生の手入れに力を入れています。妻も民謡サークルで活動するなど楽しくやっているようです。私も昨年と一昨年は自治会の役員をしましたが、盆踊りや秋祭り、しめ縄づくりなど地域の集まりがさかん。盆踊りでは舞台をつくったり、それぞれの地区で模擬店を出したり楽しかったですね。

 都内に出るのに便利なところもいいですね。遊びに出かけたいときはバスターミナルに車を置いて、高速バスで出かければ都内の駐車場の心配もしなくて済みますし、買い物の荷物もラクラク。最近は、面接などで東京の八丁堀にある本社へも頻繁に行きますが、バスで本を読みながら通勤できるのがいいですね。私は子どもが独立してから転居しましたが、袖ケ浦は子育て環境としても素晴らしいと聞きます。ぜひ若い人にも袖ケ浦に越してきてほしいですね。

取材日 2019年5月16日
interview&text by Okamoto Nozomi
photo by Okada Keizo(インタビュー写真)

安枝さんのインタビュー写真
袖ケ浦バスターミナルの写真
閑静な住宅街の写真
袖ケ浦公園で遊ぶ親子の写真