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【BREAD & COFFEE MORMORS 石崎さん】人々に幸せをもたらすパン屋であり続ける

まちづくりが始まった袖ケ浦駅前にベーカリーカフェをオープン!

2017年7月、新しいまちづくりが始まったばかりの袖ケ浦駅海側地区に、先頭を切ってベーカリーカフェ「BREAD & COFFEE MORMORS」を開店しました。当時は海側には店舗がほとんどない状況でしたが、新しいまちで雇用を生み出し、駅前の活性化に貢献したいという気持ちでスタートしました。
お店のコンセプトは、「良質な材料を使って、職人がクオリティの高いパンを作る」というシンプルなもの。お店には、バゲットなどヨーロッパスタイルのパンを中心に、惣菜系やサンドイッチ、焼き菓子など約50種類をショーケースに並べています。国産やフランス産、石臼で挽いた香り高い小麦粉も使用。一番こだわっているのは、食感。外はパリっと中はふわっともちっとした食感で、飽きのこないおいしさを追求しています。
人生は1回きり!やりたいことでみんなの幸福を追求したい

MORMORSでの働き方で最重視しているのは、私もスタッフも幸せに働けることです。パン屋というと長時間労働のイメージがありますが、できる限り短時間のシフトを組んでバランスのとれた働き方になるよう工夫。私自身も仕事が終わったら週4日テニスの練習をし、試合にも出るなど、プライベートを充実させて仕事への活力にしています。これは、私もスタッフも幸福でないとおいしいパンは作れないと思うからです。
今後も、まちの皆様に愛されるお店づくりを追求し、ビジネスを拡大したいですね。「MORMORSに来ると幸せになれる」と思ってもらえるよう、クオリティの高い商品とサービスを提供し続けます。
若い世代が増えている海側地区はチャンスがあるまち
現在、袖ケ浦駅の海側地区は新しいまちづくりが進んでいて、ファミリー世代を中心に人口が増えています。私たちのお店の前にもこども園があるので、帰りにベビーカーを押しながら立ち寄ってもらうことも多いです。今後は、駅前にショッピングモールやホテルのオープンも予定されていますが、まだまだ飲食店が少ないので、個人店も含めていろいろなお店が増えてまちの賑わいにつながると良いですね。海側地区はこれからも若い世代が増えていくと思うので、開業する場所としてもチャンスはあると思います。
取材日 2018年12月26日
interview&text by Okamoto Nozomi
photo by Okada Keizo



