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広報そでがうら+ vol.85 川島農園(川島さん)&メディアサイトウ(齋藤さん)

印刷用ページを表示する 更新日:2023年6月14日

川島さん表紙

広報そでがうら+ vol.85

川島農園(川島さん)&メディアサイトウ(齋藤さん)

​ 「川島さんちのトウモロコシで、作ったお酒」で、NIPPONの宝物 審査員特別賞を受賞した、市内事業者と連携してSDGsな取組みをする農家の川島さんから、お話を伺いました。

トウモロコシのお酒 トウモロコシサワー

商品を作ることになったキッカケを教えてください。

川島さん:私たち農家は、美味しい作物や、品質のいい作物を作り、皆さんの食卓に届けることを目的にしています。そのため、出荷の選別をする中で廃棄になってしまう作物をどうにかしようという発想はありませんでした。例えば、トウモロコシは、1本の木から2本の実が取れるのですが、美味しい実は上にできる実で、下にできる実は、廃棄していました。そんな状況を見た齋藤さんが「もったいない。廃棄される作物で何か作れないか。」と考えたことがキッカケです。

トウモロコシ メロン

齋藤さん:最初は売り物にする気はなく、川島さんなどのお世話になっていた方たちへのプレゼント用として酒造業者に依頼して作っていたのですが、川島さんの作物が美味しいので、できあがったお酒も美味しくて、周りの人から商品化を勧めていただき、急いで酒類販売の免許をとって、販売することになりました。

受賞の知らせを聞いた時はどうでしたか。

川島さん:加工食品といえど、原材料は自分が丹精込めて作った作物ですので、審査員の方々に自分の作物が認めてもらえたということが、嬉しかったです。

齋藤さん:コンテストなどに出るのは初めてだったので、受賞した瞬間はとにかく緊張していたことしか覚えていません(笑)。少し時間がたってから、作ってよかったなと思いましたし、恩返しができたかなと感じました。

お酒三種類

商品のPRポイントを教えてください。

川島さん:このお酒は、トウモロコシの味やメロンの香りなど、作ったものが、そのまま残っています。私が愛情込めて作った作物の味そのままですので、ぜひ飲んでみてほしいです。もちろん最初は、原液そのままで飲んでほしいですね。

 川島さん2 

齋藤さん:PRポイントはなんといっても甘みですね。このお酒の甘みは、作物その物の甘みと、てんさい糖しか使用していません。普通の上白糖や化学甘味料などは一切使用していないので、自然由来の甘みを楽しめると思います。甘みのあるサイダーや、カルピスなどで割ってもらうと飲みやすくなりますし、トウモロコシのお酒は牛乳で割っていただくと、コーンスープのような味わいになるのでお勧めです!

ヤクルト増渕さん

元プロ野球選手 増渕 竜義さんもお酒のファンとのこと

今後の目標を教えてください。

川島さん:私たちのような農家も「6次産業」について考えるときが来たのかなと感じています。もちろん今まで通り、美味しい作物や、品質のいい作物を作ることも努力しなくてはいけないですが、それだけに専念するのではなく、今回のように廃棄になる作物を商品につくり替えるといった新しい視点を持ちたいと思います。

川島さん

齋藤さん:個人的な話にもなりますが、今川島さんの土地を借りてソバの実を作っています。ソバの実は、蕎麦としてはもちろん、お酒やアイスとして販売することができますので、色々な商品展開ができるなと考えています。スケールは大きいですが、そばを袖ケ浦市の名産にしたいと思っています!

 

​​2023年5月26日取材
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