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袖ケ浦の景観重要樹木を紹介します

印刷用ページを表示する 更新日:2022年6月10日

景観重要樹木とは

 地域の景観を形成する上で重要な要素となっている樹木を景観行政団体の長(袖ケ浦市では市長)が景観重要樹木として指定し、地域のシンボルとして維持、保全及び継承することを目的とした、景観法に基づく制度です。

景観重要樹木を指定しました

 平成29年3月1日に、市内で初となる景観重要樹木を6件指定しました。今回の指定では、市が主体となって公共施設等の樹木から指定候補を選定し、景観審議会での諮問を経て、指定しました。

 なお、景観重要樹木は、樹木の所有者が、指定基準等に合致するものについて、指定を提案することができます。

指定基準等についてはこちら

指定番号 樹種 所在地
景観重要樹木指定一覧
第1号 タブノキ 袖ケ浦市福王台2丁目14番(法光寺公園内)
第2号から第6号 タブノキ 袖ケ浦市袖ケ浦駅前1丁目3番地2(袖ケ浦駅海側地区1号公園隣の保全緑地内)

第1号 法光寺公園のタブノキ

 法光寺公園のタブノキ 法光寺公園のタブノキ

所在地

 袖ケ浦市福王台2丁目14番(法光寺公園内)

 法光寺公園位置図

指定日

 平成29年3月1日

樹種

 タブノキ

特徴

 法光寺公園内に所在するタブノキで、幹周は7メートルを超えます。根元から1.3メートルあたりで幹が8本に分かれているのが特徴的で、公園のシンボルになっています。

タブノキについて

 クスノキに似て堂々とした大木になります。初夏に、紅色を帯びた新葉とともに黄緑色の小花を開き、夏には熟すと黒紫色になる実を付けます。実はヒヨドリやムクドリなどの野鳥が食べます。袖ケ浦では一般的に見られる樹木です。

第2号から第6号 袖ケ浦駅海側地区保全緑地のタブノキ

 保全緑地のタブノキ 保全緑地のタブノキ

所在地

 袖ケ浦市袖ケ浦駅前1丁目3番地2(袖ケ浦駅海側地区1号公園隣の保全緑地内)
※保全緑地内への立ち入りはできません

 保全緑地位置図

指定日

 平成29年3月1日

樹種

 タブノキ

特徴

 袖ケ浦駅海側の土地区画整理事業区域内に所在する保全緑地内のタブノキ群落で、新しい市街地に希少な自然景観を残しています。隣接する公園とともに、良好な景観形成に重要な役割を果たします。

歴史

 この場所は「休所(おやすど)」と呼ばれ、かつて坂戸神社の祭礼で、神輿を担いで海に入る際の休憩場所になっていました。この行事は、夏まつりに神社から海岸の休所まで御浜降りを行うもので、たいへんな賑わいだったといわれます。

 奈良輪村関係絵図一括〈け1(9)〉

鳥飼家文書 け1(9) 奈良輪村関係絵図一括(千葉県文書館保管 許可番号28-15)
寛文8年(1668年)
この絵図では、「中ノやすど」と書かれており、上(南側)に「坂戸大明神」(坂戸神社)があります。

 奈良輪村関係絵図一括〈け1(6)〉

鳥飼家文書 け1(6) 奈良輪村関係絵図一括(千葉県文書館保管 許可番号28-15)
近世後期と見られる
この絵図では、「休所」と書かれており、上(南側)に「坂戸宮」(坂戸神社)があります。