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自然・緑化
市では、美しい緑を守り育て、安らぎのある街づくりを目指し、「袖ケ浦市緑の保全及び推進に関する条例」を定め、市民や工場・事業所の協力の下、緑の確保及び推進に努めています。
1 保存樹木・樹林
市街地に残された貴重な自然を残すため傾斜地の樹林や、高さが15メートル以上で樹容の優れた樹木に対し、その保全等に要する費用の一部を助成する保存樹木・保存樹林補助金制度があります。
令和5年度末現在
保存樹木 181本 保存樹林 8.5ha
2 緑化協定
一定規模以上の開発や事業所の建設時に敷地の20%程度の緑化をお願いしており、その総面積は約212ヘクタールに達しています。
令和5年度末現在
三者協定(県・市・事業所) 72事業所
二者協定(市・事業者) 127事業所
3 水と緑の里
蔵波小鳥の森
市街地に残された貴重な樹林を残すため、自然林を保存しながら、木々を植栽し、小鳥のために水呑場、砂遊び場、巣箱、餌台を設けた「蔵波小鳥の森」が蔵波八幡神社裏手の高台にあります。
ここではウグイス・メジロ・ヒヨドリなどを見ることができ、晴れた日には眼下に長浦駅前の市街地、工場地帯を経て東京湾を見下ろすこともできます。
椎の森工業団地内「自然環境保全緑地」
現在、椎の森工業団地内にある「自然環境保全緑地」約20ヘクタールを企業庁から移管を受けて、里山の機能を維持するとともに、市民の皆さんが身近な自然と触れ合える「水と緑の里」として整備を進めています。
整備にあたっては、市民と協働し行うことを基本としているため、施設の整備及び利活用については、学識経験者やボランティア参加者などによる検討委員会を設置するとともに、専門家の意見を聞きながら18年度に整備基本計画等を策定しました。
また、現在、椎の森里山会(ボランティア)が主体となって草刈、散策路及び水路の整備等を行っています。