本文
整骨院・接骨院で施術を受けるとき
整骨院や接骨院で柔道整復師の施術を受けるとき、国民健康保険が使える場合と、使えない場合があります。
国民健康保険が使える場合 |
国民健康保険が使えない場合(全額自己負担) |
---|---|
※骨折や脱臼は、応急手当を除き医師の同意が必要です。 |
|
治療を受けるときの注意
負傷原因を正確に伝えましょう!
外傷性の負傷でない場合や、労働災害、通勤災害に該当する場合は、国民健康保険は使えません。
負傷の原因は正確にきちんと伝えてください。
また、交通事故の場合は、施術前に必ず市へご連絡ください。
柔道整復師の施術費は「受領委任払」です。
本来、患者が費用の全額を支払った後、自ら保険者へ請求を行い支給を受ける「償還払い」が原則ですが、柔道整復師の施術は、例外的な取扱いとして、患者が自己負担分を柔道整復師に支払い、柔道整復師が患者に代わって残りの費用を保険者に請求する「受領委任」という方法が認められています。
このため、多くの施術所では、病院等にかかったときと同じように自己負担分のみ支払うことで、施術を受けることができます。
委任欄への署名または捺印は、自分でしましょう!
受領委任は、柔道整復師が、患者に代わって保険請求を行います。
施術を受けたときは、自己負担額・受診回数・負傷名・負傷原因・施術内容をよく確認して、療養費支給申請書の「受取代理人の欄」に自分で署名または捺印してください。
領収証は大切に保管しましょう!
窓口支払いの領収証が発行されます。
医療費控除を受ける際に必要となりますので、大切に保管してください。
医療費通知で、金額・日数の確認をしましょう!
後日、市から郵送される医療費通知の内容を必ずご確認ください。
施術が長期にわたる場合は医師の診断を受けましょう!
施術を受けてもなかなか症状が改善しない場合は、病気などの内科的要因も考えられるため、医師の診断を受けましょう。
お願い
国民健康保険を使って、整骨院や接骨院で柔道整復師の施術を受けた方に、施術日や施術内容等について、照会をさせていただく場合があります。
整骨院・接骨院にかかったときは、負傷部位、施術内容、施術年月日の記録、領収証などを保管し、照会があった場合には回答できるようご協力をお願いします。