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令和5年度 災害「避難」を学ぶ講座を開催しました
いつ訪れるかわからない災害時の避難生活を見すえて、各々がどうしたらよいか、何ができるかを学び、避難所生活を余儀なくされた場合、周囲と協力し合える人材の育成と、地域の連帯感の醸成を目指しました。
回 | 開催月日・時間 | 内容 | 開催場所等 |
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第1回 |
6月3日(土曜日)14時00分~15時30分 【台風のため延期】 1月13日(土曜日)10時00分~11時30分 |
開講式 災害「避難」を学ぶ |
視聴覚室 |
第2回 |
7月15日(土曜日)8時20分~14時00分 |
移動教室 |
東京臨海広域防災公園(そなエリア東京) |
第3回 | 10月7日(土曜日)13時30分 ~ 15時00分 |
広域災害発生!その時どうする? |
平岡公民館 |
12月3日(日曜日)9時00分 ~ 11時45分 |
避難所を確認する ※市総合防災訓練参加 |
体育室 他 |
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第5回 | 3月2日(土曜日)13時30分~15時00分 |
防災備蓄倉庫の中身とハザードマップの使い方 閉講式 |
多目的室 他 |
移動教室:東京臨海広域防災公園(そなエリア東京)
7月15日(土曜日)、災害「避難」を学ぶ講座の移動教室として、東京都江東区有明にある、東京臨海広域防災公園(通称「そなエリア東京」)に視察研修に行ってきました。
施設では、実物大で再現された震災直後の街の中を、タブレットを使用してクイズに答えながら見学し、地震災害後の支援が少ない時間を生き抜く知恵を学ぶ防災体験学習ツアー「東京直下72Htour」に参加したほか、首都直下型の大地震が起きた場合に何が起こるのかを伝えるアニメーションを見せていただきました。
再現ではありますが、災害の現場で焦る気持ちを抑えてクイズに答えていくことで、災害は滅多にないからこそ、平時に蓄えたノウハウや備えが大切となることがよくわかり、楽しく学ぶことができました。
広域災害発生!その時どうする?
10月7日(土曜日)、平川公民館及び平岡公民館主催で、公益社団法人 SL災害ボランティアネットワークの坂内 美佐子先生をお迎えし、地域の多くの区長の方々にも参加いただき、首都直下地震等による広域災害に備え、安全な避難生活を送るために必要な地域の避難所について、準備しておくべきことや、避難所の開設及び運営について、講演いただきました。
災害のリスクと市原市の避難所の例を具体的に学ぶことで、自分たちはどうするべきか考える機会となりました。自治会加入者も減少している昨今において、住民同士が協力していける土壌づくりがいっそう重要であることも学び、皆熱心に聞き入っていました。
避難所を確認する ※市総合防災訓練参加
12月3日(日曜日)、平川公民館を会場に行った市総合防災避難訓練に参加しました。
訓練では、段ボールベッドやパーテーション等の避難所資器材取扱訓練、AED・心肺蘇生法、災害時に役立つ防災用品の展示と説明、災害に強い住宅についての展示と説明、ロープワーク訓練をグループに分かれて実施し、災害時に役立つ知識や技術を学ぶことができました。
災害「避難」を学ぶ
1月13日(土曜日)、台風で延期となった第1回分の講座として、「災害『避難』を学ぶ」と題し、平川公民館顧問 多賀 克之により講演を行った後、講座生それぞれの備えについて意見交換を行いました。
令和6年能登半島地震の直後だったこともあり、いかに日頃の備えや知識が大切かを深く認識することができました。また、意見交換をすることで、身近な方々の考えや備えを知ることができ、皆で防災の機運を高めることができました。
防災備蓄倉庫の中身とハザードマップの使い方
3月2日(土曜日)、防災備蓄倉庫の中身とハザードマップの使い方と題し、市防災安全課職員により講義等行いました。
防災備蓄倉庫に保管されている水や食料、トイレや発電機の説明を受け、実際に保管状況を見ることで使用のイメージをすることができました。また、「避難」について日頃から確認し、考えておくことの必要性と、令和6年能登半島地震を含めた災害時の避難所の様子、正しい情報の取得方法を学ぶことができました。