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トピックス展示「古代の文字と信仰―資料から読み解く永吉台遺跡―」開催中
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更新日:2025年8月21日
新たに市指定文化財となりました!「永吉台遺跡群出土の古代文字及び信仰関連資料群」
令和7年度博物館実習生による文化財指定記念トピックス展示「古代の文字と信仰―資料から読み解く永吉台遺跡―」

袖ケ浦市では、歴史上・学術上、または文化史上重要なものあるいは地域の歴史や文化・自然を知るうえで意義のあるものを指定文化財として保護し、永続的に保存するために取り組んでいます。
市内には現在、国指定文化財2件、国登録文化財2件、県指定文化財5件、市指定文化財32件があります。令和7年7月4日付けで新たに「永吉台遺跡群出土の古代文字及び信仰関連資料群」が市指定文化財となりました。市指定を記念して、博物館実習生によるトピックス展示を開催しています。
袖ケ浦市内の指定文化財については下記のページをご覧ください。
文化財指定記念トピックス展示「古代の文字と信仰―資料から読み解く永吉台遺跡―」
会期:8月6日(水曜日)~9月23日(火曜日)
(休館日:月曜日、祝日の翌日)
場所:袖ケ浦市郷土博物館 1階歴史展示室、エントランス
会期:8月6日(水曜日)~9月23日(火曜日)
(休館日:月曜日、祝日の翌日)
場所:袖ケ浦市郷土博物館 1階歴史展示室、エントランス
「永吉台遺跡群出土の古代文字及び信仰関連資料群」とは?

「永吉台遺跡群出土の古代文字及び信仰関連資料群」は現在、東京ドイツ村の敷地となっている永吉台遺跡群遠寺原(とおてらはら)地区および西寺原(にしてらはら)地区より出土した、8~10世紀の奈良・平安時代の考古資料158点です。
昭和57年~59年にかけて行われた発掘調査では、奈良・平安時代を中心とした古代の集落より土器生産の工房跡や古代寺院と推定される建物跡が確認されました。また、多量の墨書土器や信仰に関わる遺物が出土しました。
今回指定となった資料は、文字資料、文字関連資料、信仰関連資料に分類されます。文字資料としては、「寺」「佛」など仏教に関係する文字などが書かれた墨書土器、ヘラ書土器や私印として使用されたとみられる土製印章を含む93点です。特に陶製・土製の印は全国的にみて出土例は少なく貴重な資料であると言えます。文字関連資料としては、水差しや硯といった文房具、識字層(官人)の存在を示すベルトの装飾品など16点、信仰関連資料としては、灯明皿、香炉蓋、瓦塔(がとう)などの仏教関連遺物をはじめ、祭祀具とみられる土馬を含む49点です。
これらの資料は、当地域における文字の普及と識字層の存在を示すものであるとともに、集落へ仏教を中心とした高度な文化が広まっていたことを明らかとする重要なものです。
昭和57年~59年にかけて行われた発掘調査では、奈良・平安時代を中心とした古代の集落より土器生産の工房跡や古代寺院と推定される建物跡が確認されました。また、多量の墨書土器や信仰に関わる遺物が出土しました。
今回指定となった資料は、文字資料、文字関連資料、信仰関連資料に分類されます。文字資料としては、「寺」「佛」など仏教に関係する文字などが書かれた墨書土器、ヘラ書土器や私印として使用されたとみられる土製印章を含む93点です。特に陶製・土製の印は全国的にみて出土例は少なく貴重な資料であると言えます。文字関連資料としては、水差しや硯といった文房具、識字層(官人)の存在を示すベルトの装飾品など16点、信仰関連資料としては、灯明皿、香炉蓋、瓦塔(がとう)などの仏教関連遺物をはじめ、祭祀具とみられる土馬を含む49点です。
これらの資料は、当地域における文字の普及と識字層の存在を示すものであるとともに、集落へ仏教を中心とした高度な文化が広まっていたことを明らかとする重要なものです。
博物館実習生による展示作業の様子
袖ケ浦市郷土博物館では、学芸員資格を取得する学生を対象に、博物館実習生を受け入れています。令和7年度は、4名の学生が受講されました。
10日間にわたる実習のなかで、文化財資料の取り扱いや博物館の環境管理、展示の企画・制作、講座の運営など博物館で行っている多様な業務を体験しました。
博物館実習生展示は、テーマ決めから展示資料の選定、パネルの作成・設置まで、すべて実習生が企画・制作しました。展示資料の意味や用途について解説を表示し、一般の方にもわかりやすい内容になっています。また、永吉台遺跡の模型を活用したコーナーも見どころです。
博物館実習生お手製の永吉台遺跡より出土した土製印章を模したスタンプもあります!来館の記念に押してみてはいかがですか。
10日間にわたる実習のなかで、文化財資料の取り扱いや博物館の環境管理、展示の企画・制作、講座の運営など博物館で行っている多様な業務を体験しました。
博物館実習生展示は、テーマ決めから展示資料の選定、パネルの作成・設置まで、すべて実習生が企画・制作しました。展示資料の意味や用途について解説を表示し、一般の方にもわかりやすい内容になっています。また、永吉台遺跡の模型を活用したコーナーも見どころです。
博物館実習生お手製の永吉台遺跡より出土した土製印章を模したスタンプもあります!来館の記念に押してみてはいかがですか。