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山野貝塚の一部が追加指定されることとなりました
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更新日:2023年10月20日
国史跡追加指定の答申について
令和5年10月20日に開催された国の文化審議会での答申の結果、来年3月に予定される官報告示の後に、山野貝塚の一部が国史跡に追加指定されることになりました。
山野貝塚は、遺跡の保存状態が良好で、また縄文時代の貝塚が全国で最も多く所在する東京湾東岸地域において、現存する大型貝塚の中では最南部に所在し、東京湾東岸に密集する貝塚群を考える上で非常に重要な遺跡であることから、平成29年10月13日に国史跡に指定されました(文部科学省告示第137号)。
また、平成31年2月26日に山野貝塚の一部が追加指定されました(文部科学省告示第20号)。
※史跡は我が国の歴史の正しい理解のために欠くことのできない学術上価値の高い遺跡等に対して、文部科学大臣が指定するものです。
※追加指定は、既史跡指定地と関わりのある範囲において、土地所有者の同意等、条件が整った箇所について追加で指定されるものです。
名称
山野貝塚(さんやかいづか)
種別
史跡
所在地
袖ケ浦市飯富字山野
所有者
袖ケ浦市、個人、法人
年代
縄文時代後~晩期(今から約4,500~2,300年前)
※令和5年8月に「史跡山野貝塚整備基本計画」を策定しました。
今後、計画に基づいて山野貝塚の整備を実施していきます。