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粗品の配布をきっかけに高額契約となってしまう「SF商法」にご注意ください!

印刷用ページを表示する 更新日:2020年12月15日

SF商法(催眠商法)とは

閉め切った会場に人を集め、日用品などをタダ同然で配って雰囲気を盛り上げた後、冷静な判断ができなくなった来場者に高額な商品を契約させる手口です。

主に高齢の方が狙われやすいと言われています。

この手口に遭い、商品を購入し続けた結果、老後のための貯蓄を取り崩したり、保険を解約する状況になるまで追い込まれたりしている例も見受けられます。

また、こういった業者は、高齢者の心理を巧みに利用しており、問題のある販売方法といえますが、違法とは言えず、本人が納得して購入契約していることから、第三者の介入は困難な場合が多くあります。

安売りにつられて通ったら・・・高額な健康食品を売りつけられた [PDFファイル/190KB]

粗品をきっかけに通っていたら、2か月間で500万円の契約 [PDFファイル/282KB]

きっかけ

新聞の折り込みやポスト投函のチラシ等で、「先着〇名様に卵を格安で販売」「ボックスティッシュをプレゼント」などの宣伝により、集客します。

主な会場となる場所は、閉店した空き店舗、空き倉庫が多く、スーパーの敷地、公民館等で開催されている例もあります。

相談事例1

近所に、ある業者の倉庫のようなコンテナが設置され、高齢の母をはじめとした近所の高齢者などが集客され、食料品などを無料で配られたうえで、高額な商品を次々と購入しているよう。

外からは見えない構造となっており、母も数十万円以上の商品を購入している。業者は「無理に買わせているわけではない」と主張するが、その業者での母の買い物をやめさせたい。

相談事例2

友人に誘われて販売会場に行き、数か月の間にメガネ、ネックレスなどの商品を購入した。高額なため、支払いはクレジットカードと銀行や消費者金融のフリーローンを利用したが、毎月の年金では支払が困難で、生活が厳しい。

トラブルに遭わないためのアドバイス

・チラシ等の「無料」「格安」「プレゼント」という誘い文句につられて会場に近づかないようにしましょう。

・「最初は無料でも、真の目的は高額商品の販売」と認識し、不要な商品の勧誘はきっぱりと断りましょう。

・家族や周囲の方は、離れて暮らしている高齢の両親や身近な方がトラブルに遭っていないか目を配りましょう。知らない業者が出入りしていたり、不審な点があった場合は、お住まいの自治体の消費生活センター等に早めにご相談ください。

関連情報(外部リンク)

・悪質商法の種類(千葉県警)

・高齢の母親が催眠商法(SF商法)にハマり生活費を失った!(国民生活センター)

・高齢者が支払えなくなるまで次々に販売するSF商法-支払い金額の平均は170万円にも!-(国民生活センター)

 

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