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市内2例目の登録有形文化財が誕生します!
安藤家住宅主屋・土蔵・稲荷社が登録有形文化財に登録されます
代宿に所在する、安藤家住宅主屋、土蔵、稲荷社の3件が、登録文化財に登録するよう国の文化審議会から文部科学大臣に答申されました。
今後の国の手続きを経て、国の文化財登録原簿へ正式に登録されることになります。
本市では、平成28年度に登録された「旧藤谷家住宅主屋」及び「旧藤谷家住宅離れ」に続き、2例目の登録になります。
登録有形文化財とは
登録有形文化財とは、身近な歴史的建造物を文化庁の指導の下、届出制というゆるやかな規制によって保存・活用していこうとする国の制度です。
登録の基準
原則として建設後50年以上経過したもののうち、
(1)国土の歴史的景観に寄与しているもの
(2)造形の規範となっているもの
(3)再現することが容易でないもの
登録される物件
(1)登録される物件
・安藤家住宅主屋(あんどうけじゅうたくしゅおく)
構造及び形式:木造平屋構造、茅葺(鉄板仮葺)、建築面187平方メートル
建築年代:江戸時代末期(昭和60年頃改修)
登録基準:(2) 上総地方の典型的な民家
・安藤家住宅土蔵(あんどうけじゅうたくどぞう)
構造及び形式:木造2階建て、瓦葺、建築面積20平方メートル
建築年代:江戸時代末期
登録基準:(1) 江戸時代末期における屋敷の歴史的景観を形成
・安藤家住宅稲荷社(あんどうけじゅうたくいなりしゃ)
構造及び形式:木造平屋建て、銅板葺、建築面積0.5平方メートル
建築年代:昭和初期頃(江戸末期頃の土台を再利用)
登録基準:(1) 江戸時代末期における屋敷の歴史的景観を形成
(2)所在地
代宿1037番地
(3)所有者
個人
※個人所有のため、勝手に立ち入ることなどがないようお願いします。