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田んぼの学校【市内小学校】 実施報告2026
稲刈り
黄金色に輝く稲穂と賑やかな稲刈り体験
農村公園ひらおかの里の田んぼでは、4月と5月に植えられた苗が順調に育ち、黄金色の稲穂が頭を垂れる季節となりました。今年の夏も猛暑でしたが、9月1日から9月16日までの期間、熱中症に注意しながら小学校の児童423名による賑やかな稲刈りが行われました。児童たちは、鎌を使った手刈りと「おだ掛け」と呼ばれる天日干しという、初めての体験に挑戦しました。
稲刈りではまず、刈り取った稲を束ねるための「スガイ」と呼ばれる縄を作る作業から始めました。これは稲わらをねじって縄状にするものです。説明通りに作業するのが難しそうな様子も見られましたが、組合員に助けてもらいながら、一人4本から5本のスガイを作り上げました。
完成したスガイを腰に巻き付け、鋸鎌(のこぎりかま)を手に田んぼへ入ります。稲を6株ほど刈ってスガイの上に根元側を置き、さらに6株ほどを先に置いた稲と交差させて重ね、スガイでしっかり束ねていきます。この作業を繰り返し行い、田んぼ一面の稲をきれいに刈り取りました。
次に、束ねた稲を天日干しするため、竹の棒で物干しのような棚である「おだ」を組み、稲穂を下にして架けていきました。おだが掛けられた田んぼは、まるで稲のカーテンが広げられたような美しい光景となりました。 稲刈りの後には、稲から籾(もみ)を取り外す脱穀作業も体験しました。足踏み脱穀機や千歯こき(せんばこき)を使い、昔ながらの道具や方法について学びました。
今回収穫した稲は、4日から5日ほど乾燥させた後、農村公園管理組合によって脱穀され、玄米になる予定です。きっとおいしいお米に仕上がることでしょう。
すべての作業を終えた後には、農村公園特製のカレーライスが振る舞われ、みんなで美味しくいただきました。
9月1日(火曜日)8時55分~12時00分 天候:晴れ
長浦小学校 【参加人数】児童:75名、先生6名
9月2日(水曜日)9時00分~11時50分 天候:晴れ
中川小学校 【参加人数】児童:32名、先生:2名
9月3日(木曜日)10時10分~12時15分 天候:曇り
平岡小学校 【参加人数】児童:26名、先生:3名

9月4日(火曜日)9時05分~12時30分 天候:曇り時々雨
昭和小学校 【参加人数】児童:105名、先生:5名
9月9日(水曜日)9時00分~12時45分 天候:晴れ
奈良輪小学校1 【参加人数】児童:95名、先生:6名
9月10日(木曜日)8時55分~11時45分 天候:曇り時々雨
根形小学校 【参加人数】児童:44名、先生:4名
9月16日(水曜日)9時00分~12時45分 天候:曇り時々雨
奈良輪小学校2 【参加人数】児童:64名、先生:6名
草取り
ひらおかの里農村公園では、4月から5月にかけて市内の小学生による田植えが行われました。児童たちが一所懸命に植えた1株3~5本の稲は、現在では株が何倍にも分かれて増えています。背丈も児童の股下ほどまでになり、青々とたくましく生長しています。
この時期の稲は、周囲の雑草を取り除き、根を適度に切ることで、より強く元気に育つようになります。ひらおかの里農村公園における草取りでは、手作業ではなく「中耕除草機(ちゅうこうじょそうき)」、通称「ころがし」と呼ばれる伝統的な農具を使用します。
「ころがし」を稲と稲の間に走らせると、回転する刃が雑草を土の中に押し込みます。それと同時に稲の根を適度に切ることで刺激を与え、稲自体の生長をさらに促す効果があります。
作業にあたり、児童たちにはまず「ころがし」の正しい使い方の説明が行われました。具体的な手順として、はじめに稲を1列またいで立ち、前進する準備を整えます。次に「ころがし」を土の表面と水平に保ちながら、自分の腰のあたりに手を添えて、前方へまっすぐ押していきます。作業を続ける中で「ころがし」が重くなって動きづらくなったときには、一度止まって付着した土をきれいに落とすのがスムーズに進めるためのコツです。
説明を終えた後、児童たちは元気よく田んぼに入り、両側からリレー形式で一生懸命に「ころがし」を押していきました。はじめは、泥に足をとられてなかなか前に進めず、苦戦する児童の姿もありましたが、コツをつかんで慣れてくると、楽しそうな表情で何度も往復していました。また、自分の順番を待っている児童たちも、大きな声で田んぼの中の仲間へ応援の声を送り、全員で協力して作業を盛り上げていました。
草取り作業を終えた後には、園内で収穫されたばかりの温かい蒸かしたジャガイモが振る舞われました。児童たちは管理棟の中で達成感に包まれながら美味しそうに味わっていました。
今回、児童たちの手によって丁寧に手入れされた稲は、これから夏を経て大きく育ちます。9月に予定されている稲刈りでは、元気な稲からたくさんの美味しいお米が収穫できることを今から楽しみにしています。
6月9日(火曜日)8時54分~11時24分 天候:曇り
昭和小学校 【参加人数】児童:105名、先生:7名
6月10日(水曜日)8時40分~10時10分 天候:曇り
中川小学校 【参加人数】児童:31名、先生:2名
6月11日(木曜日)9時13分~10時42分 天候:晴れ
根形小学校 【参加人数】児童:39名、先生:4名
6月16日(火曜日)9時15分~10時50分 天候:晴れ
長浦小学校 【参加人数】児童:71名、先生4名
6月17日(水曜日)9時45分~10時55分 天候:晴れ
平岡小学校 【参加人数】児童:26名、先生:3名
田植え
今年で23年目を迎える「田んぼの学校」が今年も始まりました。この事業は、小学5年生を対象に、昔ながらの方法で稲作を体験してもらうことを目的としています。今年は、みんなが大好きな「コシヒカリ」の栽培に挑戦します。
開講にあたり、ひらおかの里農村公園管理組合長から大切なあいさつがありました。
組合長は、お米ができるまでには「八十八(はちじゅうはち)の手間」がかかるという言葉を紹介し、数多くの工程と大変な労力を経て日々のお米が作られていることを説明しました。また、昨年来よりお米の価格が高くなっている現状にも触れ、私たちを取り巻く食卓の背景について、参加者が改めて深く考えるきっかけとなりました。
最初に行われたのは、子どもたちによる田植えへの挑戦です。管理組合の皆さんが事前に耕し、代掻き(しろかき)を済ませた田んぼに、大切に育てられた苗を植えていきます。
田植えを始める前には、2つの大切なコツが伝えられました。
まず、田んぼの中では「足をつま先から入れ、かかとから抜く」ということ。そして、苗は根元から3本から5本程度をまとめて取り、「親指、人差し指、中指の3本を使って土の中にしっかり差し込む」ということです。
最初は裸足で田んぼに入るのをためらっていた子どもたちも、次第に泥の感触に慣れていきました。管理組合のメンバーからコツを教えてもらいながら、熱心に苗を植えていきます。中には泥だらけになったり、尻もちをついたりする子もいましたが、作業が進むにつれて「楽しかった!」「もっとやりたい!」といった声が聞こえ、たくさんの笑顔があふれました。
田植えを終えた後は、稲作の歴史を支えてきた農具の進化について説明を受けました。
昔使われていた「鍬(くわ)」や「まんが」、「鋤(すき)」をはじめ、雑草を抜く「中耕除草機(ちゅうこうじょそうき)」、脱穀のための「千歯扱(せんばこき)」や「唐箕(とうみ)」といった伝統的な道具を実際に見学しました。さらに、現代の「耕運機」や「トラクター」、「田植え機」、「コンバイン」といった大型機械への移り変わりも学び、子どもたちは実際に見て触れることで、稲作の歴史と進化を肌で実感していました。
終わりの会では、体験を終えた子どもたちから様々な感想が発表されました。
「疲れたけれど楽しかった」という達成感の声をはじめ、「農家さんの大変さがよく分かった」という気付きや、「お米の大切さが分かったので、これからはもっとおいしく残さず食べるようにしたい」といった頼もしい決意が聞かれました。
今回の貴重な体験を通して、子どもたちは稲作の苦労や喜び、そして毎日食べている「食」の大切さをしっかりと心に刻んだようです。
4月21日(火曜日)9時10分~10時35分 天候:晴れ時々曇り
平岡小学校 【参加人数】児童:26名、先生:3名
4月22日(水曜日)8時55分~10時50分 天候:晴れ
長浦小学校 【参加人数】児童:72名、先生:4名
4月23日(水曜日)8時55分~10時40分 天候:曇り
奈良輪小学校1 【参加人数】児童:64名、先生:5名
4月28日(火曜日)9時00分~11時20分 天候:晴れ
奈良輪小学校2 【参加人数】児童:94名、先生:5名
4月30日(木曜日)8時54分~10時37分 天候:曇り
昭和小学校 【参加人数】児童:97名、先生:7名
5月7日(木曜日)8時45分~10時20分 天候:曇り時々晴れ
中川小学校 【参加人数】児童:30名、先生:3名

5月8日(金曜日)9時25分~11時25分 天候:晴れ
根形小学校 【参加人数】児童:40名、先生:5名