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RSウイルス感染症について

印刷用ページを表示する 更新日:2025年6月13日

RSウイルス感染症について

RSウイルス感染症とは

RSウイルス感染症は、RSウイルスによって引き起こされる急性の呼吸器感染症です。
乳幼児に多く見られ、生後1歳までに50%以上、2歳までにほぼ100%の乳幼児が一度は感染すると言われています。RSウイルスは年齢を問わず何度も感染を繰り返しますが、初回感染時には重症化しやすい傾向があります。
終生免疫は獲得されないため、どの年齢でも再感染は起こりますが、一般的には年長児以降では重症化はしません。

主な症状

潜伏期間は2~8日(典型的には4~6日間)です。主な症状としては、発熱、鼻水、咳など、風邪のような上気道炎症状が数日続きます。その後、気管支炎や肺炎などの下気道症状が現れることもあります。

初めて感染した乳幼児の約7割は軽症で自然に治癒しますが、約3割では咳が悪化し、喘鳴(ゼーゼーという呼吸音)や呼吸困難を引き起こすことがあります。
重篤な合併症としては、1歳以下の乳児では中耳炎の合併症が多く見られます。また、無呼吸発作や急性脳症にも注意が必要です。

また、成人では、 風邪のような症状のみで重症となることは少ないとされていますが、慢性呼吸器疾患などの基礎疾患のある高齢者や免疫不全の方は、重症化するリスクがあるため注意が必要です。

治療方法

RSウイルス感染症の治療は、症状を和らげる対症療法が中心となります。重症化した場合は、酸素投与、点滴、呼吸管理などが行われます。

受診の目安

お子さんの場合は、機嫌が良く、辛そうでなければ、慌てずに様子をみて、必要に応じてかかりつけ医に相談しましょう。
呼吸が苦しそう、食事や水分が取れない場合は、速やかに医療機関を受診してください。

受診を迷った場合や夜間・休日の場合は、こどもの救急(外部リンク)​などの関係Webサイトを参照したり、こども急病電話相談(電話番号#8000)にご相談ください。

感染経路

主な感染経路は、患者のくしゃみなどのしぶき(飛沫)に含まれるウイルスを吸い込むことによる「飛沫感染」や、ウイルスが付いた手で口や鼻などの粘膜に触れることによる「接触感染」です。

予防方法

飛沫感染の対策

咳や鼻水などの症状がある場合は、マスクを着用しましょう。

咳やくしゃみをするときは、マスクやティッシュ・ハンカチで、口や鼻をおさええる「咳エチケット」(外部リンク)を守りましょう。

感染が流行している時期は、人混みを避けることも有効です。

咳エチケットのポスター [PDFファイル/549KB]

接触感染の対策

流水と石けんによる手洗い、またはアルコール製剤による手指消毒を徹底しましょう。

触れる機会の多いおもちゃや手すりなどは、こまめにアルコールや塩素系の消毒剤で消毒しましょう。 

手洗いのポスター [PDFファイル/658KB]

ワクチン接種(任意接種)

○60歳以上の方
○生まれてくる子の予防を目的に妊婦(妊娠24週~36週)の方

現在、RSウイルスワクチンは任意接種となっています。
※袖ケ浦市では接種費用の助成は行っておらず全額自己負担となります。​

任意接種とは

希望者が個人の意思と責任で行う予防接種です。
予防接種法で定めのない予防接種や、定期接種の期間を外れて受ける予防接種等が該当します。

接種費用は、全額自己負担となります。

予防接種による健康被害が出た場合には、PMDA​(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)法に基づく救済を受けることができます。
​(独立行政法人医薬品医療機器総合機構ホームページ)医薬品副作用被害救済制度に関する業務(外部リンク)

RSウイルス感染症に関する外部サイト

RSウイルス感染症Q&A (厚生労働省)

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