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慢性腎臓病をご存じですか?

印刷用ページを表示する 更新日:2015年3月2日

   「慢性腎臓病(CKD)」とは、様々な原因で腎臓の働きが徐々に悪くなる病気で、近年「新しい国民病」として注目されています。

   発症頻度は成人の8人に1人と言われ、自覚症状が少ないために、気づかないまま病状が進行してしまうことも多く、進行すると人工透析が必要となることもあります。

   最近では、慢性腎臓病になると、心筋梗塞や脳卒中などの発症率も高くなることがわかってきました。

慢性腎臓病の定義

   次の(1)、(2)のどちらか、または両方が3ヶ月以上持続する状態をいいます。

  1. 尿タンパク陽性などの腎障害を示す所見
  2. 糸球体ろ過量(*GFR)が60ml/分/1.73mm未満

※GFRとは、年齢・性別・血清クレアチニン値から推算する数値で、腎臓が老廃物を排泄する能力をいいます。

CKDになりやすい人は?

   主な危険因子は、加齢や肥満・高血圧・糖尿病等の生活習慣病と腎臓病の家族歴などです。

   また、喫煙や飲酒・ストレスなども影響があります。

予防するためには?

  • 健診を毎年必ず受け、高血圧や糖尿病等の管理をしっかり行ないましょう。
  • 喫煙や飲酒、食生活など生活習慣の改善を行ない、体調管理に気をつけましょう。