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市内で生息が確認されている特定外来生物をご存知ですか
特定外来生物とは
本来その地域に生息していないが、人間によって運び込まれた生物のことを外来生物(外来種)といいます。
そのうち、明治時代以降に日本に持ち込まれ、生態系、農林水産業、人の生命・身体への影響が特に大きいものとして、平成17年6月に施行された外来生物法の中で主務大臣が指定したものを特定外来生物といいます。
特定外来生物は法律によって飼養・栽培・保管・運搬・販売・譲渡・輸入などが原則として禁止されています。
市内で生息が確認されている特定外来生物
アライグマ
北米原産の哺乳類で、ペットとして飼育されていたものが遺棄され、野外で繁殖し、全国的に定着しています。
市においても住宅密集地を除いた全域に分布しており、各所において農作物を食い荒らすなどの被害が発生していることから、市では千葉県アライグマ防除計画(平成20年7月策定)により駆除を実施しております。
カミツキガメ
県内では印旛沼を中心に分布していますが、市では平成21年に1体が発見・捕獲されています。
体長は30cmを超え、あごの力が非常に強く危険なため、もし、野外でカミツキガメを見つけた場合は、手を出したり捕まえようとせずに市役所へご連絡ください。
セアカゴケグモ
オーストラリアを原産とし、熱帯から亜熱帯を中心に分布するクモで、毒を持っています。
環境省自然環境局「外来生物写真集」
オオキンケイギク
北米原産の植物で、5月から7月にかけて開花します。市では蔵波川下流域周辺で平成26年に確認され、駆除を実施しておりますが、その後の調査により、ほぼ市内全域の分布を確認しています。