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広報そでがうら+ vol.93 消防団全体訓練2023
広報そでがうら+ vol.93
消防団全体訓練2023
9月3日(日曜日)に、長浦消防署で「消防団全体訓練」が行われました。
この訓練では、地震で倒壊した家屋から要救助者を救出することを想定し、市内各地域から集まった消防団員が消防署員から救助技術を教わり、その実践と習得を目指しました。
当日は、5つの訓練を行いました。
重量物除去・排除訓練
身近にあるものを活用して、重量物の除去や安定化を図ります。
この日の訓練では、瓦礫の下敷きになった人を救出することを想定し、鉄パイプやブロック、ホースなどを使って救助する方法を学びました。
応急救護訓練
要救助者の観察とラッピング(ブルーシートで保温)、救出後の処置を行います。
長時間コンクリートに挟まれていると、体温が奪われ低体温症になっている可能性があるため、ラッピングで保温を行います。また、ラッピングには、瓦礫の突起物などから要救助者を守る働きもあります。
資機材取り扱い訓練
油圧救助器具とチェンソーの取り扱い、また使用上の安全管理を学びます。
救出時に妨げとなる鉄パイプや丸太のカットを行いました。
救出訓練(CSRM)
CSRMは日本語で、「狭隘空間における救助・救急・医療活動」という意味です。
土管を狭い空間に見立てて、要救助者の救出方法を学びました。
想定訓練
関東地方南部を震源とする、マグニチュード9.0、最大震度7の南関東直下型地震が発生したことを想定し、上記の訓練を活用した実践的な訓練を行いました。
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2023年9月3日取材
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