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(終了しました)令和3年度特別展・市制施行30周年記念事業『かつて見た袖ケ浦の海-海から見つめる袖ケ浦の100年-』
(終了しました)令和3年度特別展「かつて見た袖ケ浦の海 -海から見つめる袖ケ浦の100年-」
袖ケ浦市市政施行30周年を記念いたしまして、100年前から現在までの「袖ケ浦の海」の歩みを振り返る展覧会を開催いたします。
袖ケ浦市の海は現在、海岸一帯に京葉工業地帯が広がっています。これは戦後の埋め立てにより形作られたものですが、埋め立て以前には海苔養殖などの漁業が盛んに行われていました。そしてそれを支えていたのが、様々な生き物を育む広大な干潟で、人々は海の自然と隣り合わせの生活を送っていました。
本展では、かつて存在した干潟の生き物や生態系について探るほか、当時使われていた漁具や漁業協同組合の記録などを展示します。「生き物」と漁業をはじめとした人々の「なりわい」の2つの視点から、袖ケ浦の海をめぐる旅へでかけましょう。
特別展チラシ [PDFファイル/3月08日MB]
※新型コロナウイルス感染症の状況により、日付等の内容が変更になる可能性があります。
その際はホームページ等でお知らせいたします。
※本展は船の科学館「海の学びミュージアムサポート」の支援を受けて開催します。
開催のご案内
開催日
令和3年10月2日(土曜日)から令和3年12月12日(日曜日)まで
開催時間
午前9時から午後5時まで
休館日
毎週月曜日、11月4日(木曜日)、11月24日(水曜日)
11月3日(祝日)と11月23日(祝日)は開館します。
開催場所
郷土博物館2階特別展示室ほか
入館料
無料
展示内容
第1章 袖ケ浦の面する海・東京湾
袖ケ浦の面する海「東京湾」の成り立ちや地形のほか、かつて袖ケ浦の海にも広がっていた干潟の環境と生き物について紹介します。
第2章 海が近くにあったころ
戦後に埋め立てが行われる前に盛んに行われていた漁業について紹介します。干潟やその周辺の魚や貝などを対象にした漁業のほか、日本有数の漁場であった海苔養殖に関連した模型や漁具を展示します。さらに、簀立や潮干狩りなど、憩いの場としてにぎわった海の姿も紹介します。
第3章 激変の時代 -戦後の開発と様変わりした海-
昭和30年代から始まった干拓と、それに続く埋め立てにより、人々の生活と海の環境は大きく変化しました。干拓の始まりから漁業の終焉、そして生物の変遷について、当時の漁業協同組合の記録や生き物の標本などから迫ります。
第4章 海の未来を考える -私たちにできること-
袖ケ浦の周辺に残された干潟とそこを守る取り組みなどから、これからの海との向き合い方を考えます。
関連イベント
各イベントとも事前申し込みが必要となります。電話(0438-63-0811)もしくは窓口でお申し込みください。
展示解説会
日時
10月9日(土曜日) 午前11時から午前11時30分、午後1時30分から午後2時
11月14日(日曜日)午前11時から午前11時30分、午後1時30分から午後2時
定員
各回10名、申し込み先着順
参加費
無料
盤洲(ばんず)干潟を知ろう!干潟の生き物観察会
木更津市にある東京湾最大の干潟「盤洲干潟」で、干潟の自然と生き物の観察会を開催します。
日時
10月17日(日曜日) 午前9時から午前11時30分
会場
盤洲干潟
臨時駐車場(木更津市畔戸513-2)に集合ののち徒歩で移動します。
講師
盤洲干潟をまもる会
定員
20名、申し込み先着順
第161回袖ケ浦学「東京湾の過去・現在・未来 -いきものと漁業の歩み-
埋め立てが行われる前後で東京湾がどのように変わっていったのかについて、皆さんの食卓でのおなじみのアサリやハマグリなどの貝とそれにかかわる漁業から詳しく迫ります。
日時
11月20日(土曜日) 午後1時30分から午後3時
会場
長浦おかのうえ図書館視聴覚室
講師
東京海洋大学客員教授 鳥羽 光晴 氏
定員
60名、申し込み先着順
参加費
資料代
海苔すき体験会
令和4年1月開催予定です。詳細については今後お知らせいたします。