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令和7年度郷土博物館 『夏休みジュニア学芸員体験「土器にのこされた痕跡を探そう!」を開催しました
令和7年度郷土博物館『夏休みジュニア学芸員体験「土器にのこされた痕跡を探そう!」』を開催しました
令和7年7月27日(日曜日)に、小学生の子どもたちに博物館で働く学芸員のお仕事を体験するイベント『夏休みジュニア学芸員体験「土器にのこされた痕跡を探そう!」を開催しました。当日は小学校4年生~中学1年生の子どもたち10名が参加されました。
土器圧痕について
煮炊きや食器として使用していた古代の土器には、よく観察すると表面や内面に小さなくぼみが見られます。このくぼみは土器づくりの過程で粘土に植物のタネや昆虫などが混ざり、土器を焼いたときに穴があいたもので圧痕(あっこん)と呼びます。体験では、どんなものが見つかっているのか、土器圧痕から何がわかるのか学習し、山野貝塚より出土した土器から圧痕探しに挑戦しました。圧痕採取キットを使用して小豆やキビなどをシリコン材で圧痕の形を復元し、顕微鏡や虫眼鏡を使って観察しました。普段できない体験に子どもたちも楽しそうな様子で取り組んでいました。
収蔵庫の見学
さらに、博物館にとって大切な資料を保管する場所の「収蔵庫」を、博物館実習生の案内で特別に見学してもらいました。子どもたちは普段は見ることができない博物館の裏側に目を輝かせていて、資料を守るのに大切な温湿度の管理にも興味・関心を持って話を聞いていました。また、保護者の方々からも資料の管理方法などについて熱心な質問もありました。
地域資料を収集・保管し、調査研究していくことは学芸員の大切なお仕事です。
博物館の使命や学芸員の業務に関心を持つきっかけとなる体験となっていれば幸いです。