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公共下水道、農業集落排水の概要
目的
私たちは、日々生活している中で、知らずうちに自然環境に影響を与えています。
今までは、生活雑排水を側溝等を通じて河川等に放流していましたが、都市化の進展、農村地域の生活様式の高度化・多様化により、河川等の自然浄化能力も限界を超え、公共用水域の汚濁をもたらしています。
このため、排水処理施設を整備して住環境と併せて、河川や海等の水質保全を図ることを目的とした事業です。
整備すると
清潔で住みよい環境になります
側溝や水路に流れていた雑排水や浄化槽の排水が公共下水道または農業集落排水に流れることになり、悪臭やハエ、蚊の発生を防いで生活環境の向上が図られます。
水洗トイレが使用でき、浄化槽の維持管理の必要がなくなります
清潔で快適な水洗トイレを使用することができ子供はもちろん、お年寄りの方でも安心してトイレを使うことができます。また、これまで各ご家庭で行われていた、浄化槽の維持管理の必要がなくなります。
海や水路の水がきれいになります
家庭から出る汚れた水は、汚水管で処理場に集められ、きれいにしてから海や水路に流されます。それにより、きれいな海や水路が蘇ります。
手法毎の汚水処理整備区域図
公共下水道区域(濃い灰色のエリア)
公共下水道区域内は、すべて分流式となっています。
区域内のほぼ全域に200ミリ以上の下水道管を埋設しています。
宅内へは150ミリで引き込み公共汚水マスを設置しています。
農業集落排水区域(薄い緑色のエリア)
農業集落排水区域内は、すべて分流式となっています。
区域内のほぼ全域に150ミリ以上の下水道管を埋設しています。
宅内へは100ミリで引き込み公共汚水マスを設置しています。
松川地区
横田の一部(成蔵、野添)、永地の一部、三黒、谷中
袖ケ浦東部地区
横田の一部、三箇、高谷、百目木の一部
平岡地区
野里、永地の一部、上泉(滝ケ沢団地、もみの木台団地を含む)、下泉、永吉
浄化槽区域(上記以外のエリア)
合併処理浄化槽の設置に対する助成制度があります。
廃棄物対策課にご確認ください。
排水処理施設