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あなたもできる応急手当「熱性けいれん」

印刷用ページを表示する 更新日:2020年4月1日

 6ヶ月~6歳頃の子に多くみられ、38度以上の熱が出たときに起こるけいれんです。日本では欧米より頻度が高く、5パーセント以上の子どもが熱性けいれんを起こしています。また、親や兄弟姉妹が過去に熱性けいれんを起こしたことがある場合、遺伝により熱性けいれんを引き起こす割合も高くなると言われています。熱性けいれん自体は、ほとんどのものが予後は良好です。しかしながら、髄膜炎や急性脳症など、重篤な疾患が生じている場合もあるため、症状や対処法をしっかりと把握しておくことが重要です。

症状の現れ方

  1. けいれんを見ると大変驚くものですが、慌てることはありません。体をゆすったりしないで、静かに横向きに寝かせます。
  2. 強く舌を噛むことはありませんので、口の中に指や物を入れないで下さい。物を入れることにより、窒息する可能性があります。
  3. 落ち着いて次のことをよく観察して下さい。

    ・けいれんがどのくらい続くか時間を計る。

    ・けいれんの様子を観察する(目が一方によっていたり、片方の手足だけがけいれんしていたり、硬くなっていないか)。

    ・けいれんが治まってからでいいので体温を測る。

 

次の場合は救急車を

  1. けいれんが5分以上続くとき。
  2. 24時間以内にけいれんを何度かくり返すとき。
  3. 体の一部だけがけいれんしているとき。
  4. 目が一方にだけかたよっているとき。
  5. けいれんが止まっているのに意識が戻らないときなど。

消防本部からのお願い

年々救急出動が増加傾向にあります。

救急車の適正利用にご協力お願いします。