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あなたもできる応急手当「脳卒中」

印刷用ページを表示する 更新日:2019年10月10日

脳卒中とは、脳の血管に障害が起こり、脳の機能が果たせなくなる病気のことです。「脳梗塞」「脳出血」「くも膜下出血」といった病気の総称でもあります。

脳卒中にかかると、後遺症が残ったり、重症の場合、命を落とす恐れもあるため、早期発見と迅速な医療機関の受診がとても重要です。次のような症状が現れたら直ちに医療機関を受診しましょう。

症状

・今までに経験したことのない激しい頭痛や吐き気がある。

・急に倒れて意識を失う。

・呂律が回らない、しゃべりづらい、言葉が出ない。

・手や足に力が入らない。

・体(顔も含む)がしびれる。

・片方の目が見えにくい、視野が欠ける、物が二重に見える。

応急処置 

・脳卒中が疑われる症状が出ていたら、頭を動かさないよう注意する。

・脳卒中の症状が悪化する危険性があるため、傷病者に意識があっても自力で移動はさせないでください。

・脳卒中が疑われた場合は、頭を水平にして静かに寝かせ、ネクタイ、ベルト、腕時計など、体を締め付けているものを外し、襟元やウエストを緩める。

ただし、嘔吐が激しい場合は、誤嚥を防ぐために仰向けではなく、横を向かせるようにして下さい。