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あなたもできる応急手当「過呼吸」

印刷用ページを表示する 更新日:2019年11月10日

過換気症候群(過呼吸)は、仕事や人間関係などのストレス疲労や睡眠の質の低下、過労などがきっかけとなり、呼吸が速くなる状態のことをいいます。

症状

息苦しさ、胸部の不快感、動悸、めまい、手足の痺れなどが突発的に起こり、不安や恐怖から自分をコントロールできなくなります。

過呼吸の発作は非常に苦しく、とても強い恐怖感に襲われますが、数十分から1時間程度で自然と改善し、予後も良好な疾患です。

過呼吸の正しい知識を知ることで安心感が生まれ、発作も起こりにくくなります。

そのために過呼吸とはどのような病気なのか、まずは理解することが大切です。

応急処置 

・過呼吸を起こした傷病者には、大きく息を吸う深呼吸ではなく、吸った息を10秒程度かけてゆっくり吐き出す呼吸法を促してください。可能であれば、数秒程度、軽く息を止めてみることも有効な手段です。

・過呼吸になると、パニックに陥いる人が多くいます。周囲の人が傷病者と一緒になって慌ててしまうと傷病者が余計不安になり、症状が悪化することがありますので、まずは慌てずに、優しく声を掛けるなどして、傷病者を落ち着かせる様に心がけましょう。