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詐欺にご注意ください

印刷用ページを表示する 更新日:2025年6月11日

 詐欺の手口は年々巧妙化しています。被害に遭わないために、手口と対策を知って被害を防ぎましょう。

電話de詐欺(特殊詐欺)

 電話de詐欺とは、電話などの通信手段を用いることにより、対面することなく面識のない不特定の人を騙して、架空または他人名義の口座に現金を振り込ませたり、現金を準備させて受け取りにきたりする手口の詐欺です。

 なお、「電話de詐欺」とは、特殊詐欺の実態を周知するために、平成27年8月から使用している千葉県独自の広報用名称です。

還付金詐欺

 市役所職員などを名乗り、「医療費・保険料の還付金がある」などといった電話をかけてきて、銀行口座を聞き出したり、ATMを操作するように指示し、他人名義の口座に送金させる手口です。

ATMでお金を受け取ることはできません!

 ATMは、お金を「他人へ送金」するか、お金を「引き出す」ことしかできません。

 ATMでお金を受け取りするよう言われたときは、詐欺を疑いましょう。

 また、ATMで電話をしながら操作している人がいた場合には、操作をやめさせて110番通報しましょう。

オレオレ詐欺

 息子や孫などを装い、「会社の書類が入ったカバンをなくした」「会社の金を使い込んだ」「すぐにお金が必要」といった電話をかけてきて、現金を振り込ませたり、代わりの者が取りに行くと言って金銭などをだまし取る手口です。

「携帯番号が変わった」「風邪ひいた」は詐欺!

 最初の電話で「風邪をひいて、喉の調子が悪い」などと言って、声が違うことを不自然に思われないようにし、さらに、「携帯をなくした(盗まれた、壊れた)」と言って、携帯電話番号が変わったと思い込ませます。

 不審に思ったら電話を切り、本人に確認しましょう。

架空請求詐欺

 有料サイトや消費料金などについて、「未払いの料金がある」などとインターネットサイト事業者などを装った携帯電話のショートメッセージ(SMS)が届いたり、法務省や裁判所を装ったはがきなどで知らせ、金銭などをだまし取る手口です。

「コンビニで電子マネーカードを買って」は詐欺!

 事業者、法務省や裁判所などが「未納料金などの支払い」の名目で、コンビニエンスストアで、電子マネー(プリペイドカード)を購入させることは絶対にありません。

キャッシュカード詐欺盗

 警察官などを名乗り、「あなたの口座が犯罪に使用されている」「キャッシュカードが不正に利用されている」といった電話をかけてきて、キャッシュカード等を準備させた上で、隙を見てすり替えて盗み取る手口です。

その他の詐欺

SNSを利用した詐欺

 SNSを悪用した投資詐欺・ロマンス詐欺の被害が全国的に急増しています。
 これらの詐欺は非常に巧妙で、1件当たりの被害額が1,000万円を超えるなど、被害が高額になる場合が多いのが特徴です。

投資詐欺

 「必ずもうかる投資方法を教えます」などとメッセージを送るなどして、ネットバンキングなどの手段により金銭などを振り込ませる手口です。

注意するポイント
  • 投資先が実在しているか、国の登録業者かどうか
  • 「必ずもうかる」「あなただけ」という言葉に注意
  • 投資を勧めている「著名人」がなりすましではないか
  • 投資に関係する「暗号資産」や「投資アプリ」などが実在するか
  • 振込先の口座に不審な点がないか

ロマンス詐欺

 マッチングアプリなどを通じて出会った人と、実際に会うことなくやりとりを続けることで恋愛感情や親近感を抱いてしまい、金銭などをだまし取られてしまう手口です。

注意するポイント
  • 実際に会ったことがない人からお金の話をされたら要注意
  • 「投資」に誘導されたら要注意

国際電話番号からの着信

 国際電話番号(+1や+44などから始まる番号)を利用した特殊詐欺被害が多発しています。

 電話番号の先頭についている+以降の数字は国コード(国番号)と呼ばれるものです。「+81」は日本の国コードなので、それ以外の国コードで電話がかかってきた場合、注意が必要です。

固定電話の被害防止対策

 特殊詐欺の被害に遭わないためには、犯人からの電話を直接受けないための対策「国際電話の着信ブロック」が特に有効です。
 普段、海外に住む方と固定電話で通話をすることがない方は、国際電話の利用休止をお申込みいただけます。

インターネットでお申込みの場合

 国際電話利用契約の利用休止申請(国際電話不取扱センターのページ)

​電話でお申込みの場合

 国際電話不取扱受付センターへお電話してください。

 電話番号 0120-210-364

 オペレーター案内 : 平日午前9時から午後5時まで

 自動音声案内 : 平日、土日祝24時間

携帯電話の被害防止対策

 携帯電話に特殊詐欺の犯人から架電されるケースが急増しています。
 犯人からの電話を直接受けないため、携帯電話機の着信設定を見直し、国際電話番号(+から始まる電話番号)や見知らぬ電話番号からの着信は「無視」しましょう。
 また、「国際電話の着信ブロック」が可能なアプリの利用も有効です。

詐欺に遭わないために

 上記以外にも「金融商品取引名目」「ギャンブル必勝法個人情報提供名目」「異性との交際あっせん名目」等さまざまな手口があります。
 電話でお金の話などが出たら、一人で判断せず、すぐに警察(電話de詐欺被害相談専用ダイヤル:0120-494-506)や家族に相談しましょう。

留守番電話に設定しよう!

 犯人は声を録音されるのを嫌います。
 また、常に留守番電話設定にしておくことで、不要な電話に出なくて済み、詐欺被害を予防することができます。

家族で合言葉を決めておこう!

 電話の声だけでは、自分の家族かどうか判断することはできません。
 「ペットの名前」や「家族同士での呼び名」など家族しか知らない言葉を「合言葉」として決めておきましょう。

関連リンク

 警察庁・SOS47 特殊詐欺対策ページ(警察庁のページ)

 「電話de詐欺」に注意!多発している手口の紹介(千葉県警察のページ)