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広報そでがうら+ vol.3 袖ヶ浦高校 3年生
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【広報そでがうら➕ vol.3】
袖ヶ浦高校 3年生
柳 さん(1枚目写真右/全市版を担当)
新留 さん(1枚目写真中央/昭和地区版を担当)
森谷 さん(1枚目写真左/根形地区版を担当) ※写真のみ
今年3月に発行された、高齢者の在宅生活に役立つ情報を集めた「袖ケ浦市おたすけ手帳」の表紙をデザイン
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―――今回描いた「おたすけ手帳」のデザイン、どうやって決めましたか?
<柳>
社会福祉協議会から、「表紙の絵を描いてください」と12月頃に依頼がありました。1~2週間かけて過去の表紙を見るなどしてデザインを考え、美術部の活動時間を使って3日程で描きました。
長寿のシンボル「鶴」をいれ、それだけだと色味が地味になってしまうので、市の鳥「うぐいす」や市の花「やまゆり」をいれ、生き生きとした「生命力」を感じさせるように工夫して描きました。また、普段勉強している「色の知識」を活かし、緑を背景に置いてはっきりとしたイメージにしています。
<新留>
私も1週間くらいかけてデザインを考え、2~3日で描きました。
「おたすけ手帳」を手に取るのはお年寄りがメイン。見てほっこりしてもらえるような、温かい気持ちになれる絵になるように心がけて描きました。私も長寿のシンボル「鶴」をいれたのですが、私の場合は折り鶴が空に向かって光と一緒にはばたくような、明るいイメージになるようにデザインしました。
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―――作品を描いていく中で、こだわった部分や大変だった部分を教えてください。
<柳>
生き生きとした感じを出すために、筆をつかって描きました。
普段はよく油絵を描くのですが、今回は作品のイメージに水彩絵具が1番合うと思って水彩絵具で描いたら、あまり慣れていない画材だったので綺麗な色をだすことに苦労しました。
<新留>
手と折り鶴の角度やバランスがおかしくならないように、実際に学校で折った折り鶴と手の写真を撮って、しっかり見ながら描きました。また、今回私が使った「コピック」というアルコールマーカーの画材は、色の濃淡が付きやすいという特徴があるので、メインである折り鶴に目がいくように色の濃さを工夫しました。
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―――2人の将来の夢を教えてください。
<柳>
今回の依頼にも少し影響され、絵で人を楽しませる仕事をしてみたいです。具体的にはまだ考えていませんが、今興味があるのは絵本。もちろん今回のようなデザインからする仕事もやりたいです。
<新留>
将来の夢はイラストレーター。今回、こうやって依頼をいただいたことがとても嬉しかったので、いつか仕事として依頼してもらえるように頑張りたいです。
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2021年5月10日・28日取材
広報そでがうら+(プラス)は、広報担当インスタグラムの企画で、時期の都合などで広報紙(広報そでがうら)に掲載できなかった記事や写真を配信しています。