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農業センター 講習会実施報告(2024年)

印刷用ページを表示する 更新日:2024年7月10日

野菜栽培講習会

野菜栽培講習会実施の写真講習会で植えたナスの写真講習会で植えたトマトの写真講習会で植えたカボチャの写真講習会用に育てたオクラの写真講習会用のホウレンソウを間引きする様子の写真

野菜栽培講習会は、農業センターの営農指導員が講師として行っている事業のひとつです。

就農者から家庭菜園をされている市民の方、これから野菜を作ろうとしている市内在住の方に講習を行っています。

実施された講習会の内容を簡単に紹介し報告しています。

就農者や家庭菜園をされている、これから野菜作りを始めたい方にも好評の講習会です。

6月4日(火曜日) 9時30分から

 

第4回、受講生がトマトの芽かきをしている様子の写真  第4回、受講生がキュウリの芽かきをしている様子の写真    

第4回『野菜栽培講習会』です。

始めに、夏野菜のトマト・ナス・キュウリについて、仕立て(整枝)と栽培管理、連作障害などについて講義を行いました。

トマトは、1本仕立てで、わき芽は小さいうちに摘み取るのが基本です。

ナスは、1番果のすぐ下のわき芽2つと主枝の3本を伸ばし、3本整枝とします。

キュウリは、節成り型にするため下から5節目までは雌花、わき芽は摘み取り、子づるは1~2節残して摘芯します。

連作障害は、病害虫の増殖、土壌養分のアンバランスなどが原因です。これを回避するには、コンパニオンプランツを混植、間作または障壁として植えたり、畑をいくつかの区画に分けて科ごとに野菜を割り振り、順にローテーションする「輪作」という方法があります。

次に、圃場での実習を行いました。

仕立てや芽かき(わき芽の摘み取り)は、栽培している野菜の樹を使っての説明と実践です。仕立てや芽かきは、野菜の生育中に何度も行う内に目が慣れて、どの芽やツルを取り除くかが分かるようになります。

5月14日(火曜日) 9時30分から

 

第3回、受講生がさつまいもの苗植えをしている様子の写真  第3回、受講生がレタスの収穫をしている様子の写真    

第3回『野菜栽培講習会』です.

さつま芋の栽培について、中南米が原産地で十分な日照が必要なこと、土壌は過度の窒素が残っておらず、寄生センチュウに注意することなどの説明がありました。植え付けてから4~5ケ月で試し掘りをして、生育が良ければ収穫します。

さつま芋の苗植えの実践では、直立植え・斜め植え・船底植え・水平植えなどがありますが、今回は船底植えを選択し、南風を想定し根を南、生長点を北側に向けて植えました。苗の種類は「紅あずま」と「シルクスイート」です。

次に、ジャガイモ、人参、玉ねぎ、そら豆、レタスの収穫を行いました。

4月30日(火曜日) 9時30分から

 

第2回、受講生がマルチの穴あけをしている様子の写真  第2回、受講生がトマト苗の定植をしている様子の写真    

第2回『野菜栽培講習会』です。

座学では、マルチの種類と特性、張り方について、トマト、ナス、キュウリなどの栽培について講義が行われました。

その後、トマトの定植を行いました。

トマトの定植では、営農指導員の手本を見ながら受講生が実際に苗を植え、仮支柱に固定する作業を行いました。

植える前にポットを水に浸し、花の向きを手前にして植えました。

その後、圃場内のジャガイモ、トウモロコシなどの生育観察をし、受講生の皆さんで大根などを収穫しました。

4月16日(火曜日) 9時30分から

 

第1回、開講式の様子の写真  第1回、受講生がほ場の見学をしている様子の写真    

今年度も農業センター営農指導員を講師とする『初心者向け野菜栽培講習会』が、受講生20名の参加を得て始まりました。

この日は初夏を思わせる夏日となりました。

開講式では、受講生の皆さんから受講の目的をお聞きしたところ、「家庭菜園で野菜作りをしているので一から勉強したい」、「おいしい野菜をつくって、野菜嫌いな子供に食べさせたい」、「親から引き継いだ農地を有効活用したい」などと話されていました。

続いて資料を用いて、良い土や酸性土壌の特徴、5大要素・微量要素の働き、化学肥料・有機肥料の特徴、野菜の特性、トウモロコシの栽培について講義を行いました。

その後、ほ場(畑)やハウスで栽培している人参、そら豆、ジャガイモやトウモロコシなどを見学しながら説明を受けました。

この講習会は年間14回、平日の火曜日に開催する予定で、次回からは実技演習も行います。

果樹栽培講習会

果樹栽培講習会は、果樹栽培の基本を学ぶことで、栽培技術の向上と合わせ農業に親しんでもらうことを目的とした講座です。
年間3回の開催です。
今年度の講師は、高校で果樹栽培について指導をなさっていた前田先生です。
ここでは実施した講座の内容を、簡単に紹介し報告しています。

5月20日(月曜日)9時30分から

 

第1回、開校式の様子の写真  第1回、受講生が座学を受けている様子の写真  第1回、受講生が梅の選定の説明を受けている様子の写真​  第1回、受講生がぶどうの選定の説明を受けている様子の写真

この日の出席は、16名中15名の出席でした。

開校式では農林振興課長が挨拶し、講師紹介、注意事項・次回以降の予定を説明しました。

その後、受講生の自己紹介では、栽培している果樹、これから栽培してみたい果樹や講習会で知りたい事などについて発言してもらいました。

初めは座学でした。

まず、落葉果樹の苗木の定植後にすべきこととしては、苗木を植えた後、地面から50~60センチメートルのところで幹を切り、3本仕立てを基本として樹形を整えるのが好ましいとのことでした。

テーマ「果樹栽培の基礎・樹種別果樹の管理作業」についてでは、落葉果樹の年間生育の表を用いて「4つの成長のステージ」、「1年の生育サイクル」、「栄養成長と生殖成長のバランス」などについて説明がありました。

次のテーマ「樹種別果樹の管理作業」についてでは、柿、梅、梨、イチジク・ブドウ・キウイフルーツ・ブルーベリーについて、それぞれ説明がありました。

講師が説明の途中に受講生からの質問を確認・応答し、また、受講生の自己紹介で困っていること、知りたいことなどに触れながら、わかりやすく説明していただきました。

座学終了後、ほ場(畑)で実際に梅・ブルーベリー・柿・ブドウを見ながら剪定・摘果などについての説明がありました。​