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農業センター 講習会実施報告(2024年)
野菜栽培講習会
野菜栽培講習会は、農業センターの営農指導員が講師として行っている事業のひとつです。
就農者から家庭菜園をされている市民の方、これから野菜を作ろうとしている市内在住の方に講習を行っています。
実施された講習会の内容を簡単に紹介し報告しています。
就農者や家庭菜園をされている、これから野菜作りを始めたい方にも好評の講習会です。
12月3日(火曜日) 9時30分から
第12回野菜栽培講習会は、初めに野菜の保存方法等についての座学からです。
里芋は葉身を切り落とし、葉柄を地上4~5センチメートル位の高さで刈り取っておきます。株の側方に大きく鍬を打ち込んで、子芋や孫芋が外れない様に丁寧に掘り上げます。
排水の良い畑に幅・深さ1メートル程の貯蔵穴を掘り、底に籾殻(もみがら)やワラを20~30センチメートル敷き、掘り起こした株の切り口を下に向けて積み重ねます。里芋を積み重ね終わったら、蓋をするように籾殻やワラを敷き重ねます。その上に20~30センチメートル覆土して、ビニールシートなどをかぶせて防水し、さらに地面より少し山になるよう30センチメートルほど土をかぶせて貯蔵します。
ただし、市内でもあまり雪が降らない旧袖地区などでは、掘り起こさずに株元にビニールをかけ、さらに15~20センチメートルほど土を被せることで保存が効きます。
生姜は霜が降りてしまうと茎が枯れて傷むので、その前に収穫します。茎ごと引き抜くように掘り起こし、茎を2~3センチメートルつけて収穫したものをコンテナや穴の開いたケース、水きりネットなどに入れて貯蔵します。貯蔵用の生姜は掘り出してから後2~3日間、直射日光が当たらないようワラなどで覆い乾燥させます。
コンテナ等に貯蔵する場合は、排水の良い畑に幅50~60センチメートル・深さ120~200センチメートルの貯蔵穴を掘ります。貯蔵穴の底に籾殻やワラを20~30センチメートル敷き、赤土6~7センチメートルをコンテナに入れ、株を15センチメートルほど積み重ねて赤土を隙間と株の上に詰め込み、株と土を交互に積み重ねます。一番上には籾殻を25センチメートル程度敷き重ねます。1ケ月ほどしたら更に土を35センチメートル程追加し、45センチメートル程覆土して、ビニールシートなどをかぶせて防水し、地面より少し山になるように30センチメートルほど土をかぶせます。
貯蔵をネットでする場合は、ネットに生姜を入れて口を結んでおきます。地上に出るくらいの長さの紐を一方は結んだネットの口に縛り、もう一方は支柱などの目印になる物へ結び付けておきます。
座学の後は、圃場に出て作物の育成状況を観察し、最後にネギ、レタス、白菜、大根を収穫しました。
11月12日(火曜日) 9時30分から
第11回『野菜栽培講習会』です。
今回の講習会は、保温栽培についてです。
保温栽培が可能な冬野菜について、家庭菜園で市販の資材を使って作れるのは、葉菜類では小松菜、ホウレン草、春菊、リーフレタスなど、根菜類では大根、カブ、人参などです。保温栽培用の資材としては、トンネル用の支柱とフィルム、寒冷紗、不織布等の被覆資材などがあります。
とう立ちについては、大根やカブは10℃以下の状態が1ケ月続くと花芽分化してしまうので、トンネル内で栽培することにより防ぐ事が出来ます。
屋外では、数種類の実物を用いてトンネル用の保温資材について、素材・厚み・光の透過率・耐用年数などの違いや、張り方のコツについても説明しました。
ほ場(畑)では、エンドウ豆の種まきです。
張り終わっている黒マルチに、30センチ間隔で穴をあけ、ゼリーのカップを押あててくぼみをつけ、種を6粒蒔きます。穴を埋める様に土を平にかけて軽く手で押さえて鎮圧します。
次に、玉ねぎの定植です。深さはポットの中で育ったときと同じ程度で植えます。深過ぎると玉が成長しにくくなります。
最後に、大根を収穫して第11回の講習会を終了しました。
10月15日(火曜日) 9時30分から
第10回『野菜栽培講習会』です。
今回は、資料に基づき、土壌分析の必要性等についての講義を行いました。
ほ場(畑)の土を分析に出す際のサンプルの取り方、分析項目の違い、必要な成分の計算方法などを知ることで、作付する野菜に合った土壌を作る事が出来ます。
土壌分析は、JAや民間ホームセンターでもできるところがあります。
作物にかかわらず、同じ肥料を使う方もいると思いますが、作物により必要とする成分が違うので、分析結果により必要なものを必要なだけ与えるのが望ましいです。
農業センターでは、農作物栽培相談において、土壌分析報告書の結果から次作の野菜に合った処方箋(施肥量の最適化)を出すことができますのでご利用ください。
講義の後、ソラマメの種をポットに蒔く作業を行いました。ソラマメの種はオハグロ(黒いスジ:根が出る部分)を下向きに、種の半分~3分の2程が土に埋るように蒔きます。蒔いた後のポットは育苗かごに並べて、たっぷりと水遣りをしました。ポットに蒔いたソラマメを育苗し、発芽して本葉が5枚程になったら、ほ場(畑)へ植付ける予定です。
この後、圃場内で、ラッキョウ、ニンニクを定植し、カリフラワー、大根などの育成状況を観察しました。
10月1日(火曜日) 9時30分から
第9回『野菜栽培講習会』です。
資料を使い、ソラマメ・サヤエンドウの栽培方法について講義を行いました。
ソラマメは、冬の寒さにあたると花芽分化し春に実が付く野菜です。また酸性土壌を嫌うのでpH調整が必要です。また連作も嫌うので、前作にマメ科を作付した場所は、4~5年ほど避けることが望ましいです。
種まきは、9センチメートルのポットにオハグロ(黒いスジ:根が出る部分)を下にしてまき、育苗して本葉が2~3枚になったら、11月上旬から中旬に畑に定植します。畑へ直接種をまかずポットにまく利点としては、発芽率が悪い、発芽しない種があった時に株間が1メートルあいてしまう、種をカラスに食べられるのを防ぐ、種の値段が高いので無駄を防ぐなどの利点があるからです。
立枯病は自家採種した種を使うと起こる事が多く、サビ病は肥料が多すぎると起こることが多いです。
また、アブラムシが付きやすいですが、キラキラしたテープを張ることでも忌避効果があります。
サヤエンドウは連作を嫌うので、マメ科の植物を栽培した場所は避けます。また、排水の良い土壌が適し、できるだけ高畝にして排水を良くします。
10月下旬から11月中旬に種をまきますが、早くまき過ぎると育ち過ぎて、厳冬期の霜にあたり枯れるので、笹の葉やネットで霜除けをします。種は1ケ所に5・6粒撒き、株間は30センチメートル、間引きはせず春に支柱立てと誘引を行います。
この後、ハウス内で種蒔きポットの説明、圃場内の大根、ブロッコリー、カリフラワーなどの育成状況を観察しました。
圃場実習では、5月に植えたサツマイモ「紅あずま」「シルクスイート」を収穫し、落花生「オオマサリ・ネオ」も収穫しました。
9月17日(火曜日) 9時30分から
第8回『野菜栽培講習会』です。
冒頭で、前回種まきをした人参について、猛暑のためかほとんど発芽しなかったので、種の蒔き直しをしたと指導員から報告がありました。
座学では、ホウレンソウ・コマツナの栽培方法やサツマイモと落花生について講義を行いました。
ホウレンソウは、スギナが出ているような酸性土壌を嫌います。西洋種と在来種があり、西洋種は収量が多いがあくが強い。在来種は味が良く、根元の赤みが強いという特徴があります。最近では、東洋種と西洋種の良い性質だけを併せ持った品種が多く栽培されています。
コマツナの蒔き時は3~10月で、暑さ寒さに比較的強く真冬を除けは周年で栽培でき40~50日位で収穫できます。ホウレンソウに比べると酸性土壌には強いですが、連作障害が出るので収穫後1~2年あけることをおすすめします。
ホウレンソウ、小松菜とも、プランター栽培の場合は、水やりとともに土の肥料分が流れてしまうので追肥が必要です。
サツマイモが小さい場合は、肥料が多すぎて「つるぼけ」をおこした可能性があります。収穫は苗を植えてから120日位が収穫適期なので、試し掘りをして判断します。イモは、収穫直後よりも2~3週間貯蔵した方が甘みが増し、美味しくなると言われています。
圃場実習では、ブロッコリーの育成状況を観察し、大根の種まきを行いました。大根は、畝間60~75センチメートルに、株間30センチメートルで3粒播きしました。
その後ナス、ピーマン、オクラの収穫を行いました。
8月6日(火曜日) 9時30分から
第7回『野菜栽培講習会』です。
講習室での座学からスタートです。
今の時期は気温が高く、条件は良くありませんが秋野菜の栽培では種まきをしていかなければなりません。
まず、資料を使い玉ねぎの栽培について講義を行いました。
玉ねぎの種や苗には秋蒔きの品種(種類)で早生・中生・中晩生などがあり、蒔き時期や長期保存出来るかなど確認が必要です。
種蒔きの時期は9月上旬となります。玉ねぎは酸性に弱くアルカリを好むので、9月中には石灰などで調整しておく必要があります。育苗に2ケ月かかるので、畑に11月中旬に植えるようになります。
中生種は10月上旬までに種蒔きをして、11月下旬から12月上旬に畑に植えます。
育苗して畑に苗を植える時は、白い部分の半分を土に埋める感じで植付けます。玉ねぎの苗は冬場はあまり成長しないため、この時期の過剰な追肥は注意が必要です。
次に、ほ場(畑)では、畑で地を作り平らに均してある畝に、細長い棒で1センチ位の浅い溝を作り講習生全員でニンジンの種を蒔きました。種の上に薄く土を被せ、軽く転圧したあと、その上に藁を載せ乾燥を防ぎます。
その後、ナスの剪定を行いました。「更新剪定」を行うには時期が遅くなったため、今回は収穫を途切れさせずに剪定する「切戻し剪定」を行いました。
7月16日(火曜日) 9時30分から
第6回『野菜栽培講習会』です。
今回は、雨模様だったため室内で秋野菜栽培についての座学がメインとなりました。
もうすぐ秋野菜の準備を始める時期になります。暑い時期ですが8月下旬から種播きをするため、畑の準備を行います。
種から栽培するためには、暑さをどうクリアするかが課題です。苗の定植から始めるのも方法です。
資料を用いて、各種の野菜について品種・種まき時期・蒔き方・肥料・植付け時期・病害虫防除などについて説明しました。
キャベツでは、品種には大きくは2種類(・夏播き秋冬採り(初恋、YR金春)・秋播き春採り(金系))あり、また、名前にYRと書いてあるものは、病気に抵抗性があります。
ブロッコリーでは、種選びは、早生種・中生種・晩成種のいずれかを確認すること、また、花芽分化と気温を意識する必要があります。
ハクサイでは、品種名に数字が入っているものは、定植後収穫までの日数で、○○(品種)60と表示されているものは60日後に収穫できるという意味です。また、結球期の気温に注意(丸まらないことがある。)する必要があります。
ダイコンでは、秋播き年内採りは、大体2ケ月で収穫出来ること、土に石などの硬いものがあると根の曲がりや岐根が発生しやすくなります。また、他の野菜に比べて肥料は少なくてよいそうです。
ニンジンでは、種まき後芽が出たら半分成功だと言われています。もし芽が出ない場合は、8月下旬までに蒔き直すことができます。
ジャガイモでは、9月に植えると年内に新ジャガイモが収穫できます。種イモは自分で作ったイモは病気になっているものが多いので購入した方が良く、種イモは、芋の大きさにより半分か4つ割で植えますが、夏は割ると腐りやすいので切らずに植えます。
全体に共通して、秋作の野菜は蒔き時期を守り育苗や直播しないと、栽培が難しくなるので注意が必要です。また、害虫や台風対策として寒冷紗(かんれいしゃ)などの防虫・防風ネットを上手に使って栽培します。
外は雨だったため圃場での実習は行わず、あらかじめ収穫しておいた野菜を受講生に分配し講習会を終了しました。
7月2日(火曜日) 9時30分から
第5回『野菜栽培講習会』です。
今回は、資料を使い「ナスの剪定」についての講義を行った後、ほ場(畑)で夏野菜の栽培管理の実習を行いました。
側枝の剪定方法は、2種類あります。
収量重視の場合は、枝葉をそのまま伸ばして、育ったナスを採っていきます。7月後半に樹が疲れるので、「更新剪定」を行うことで8月の盆頃から秋ナスが収穫出来るようになります。
品質重視の場合は、「切戻し剪定」で側枝に花が咲いた直ぐ上の葉を残して摘芯し、花の上と直ぐ下の腋芽(わきめ)を取ります。1つだけは腋芽を残し、実がなったら直ぐ下の所で切ります。
当センターでは、「切戻し剪定」を採用してナスを秋まで収穫しますので、ほ場(畑)に移動して「切戻し剪定」の方法を営農指導員が説明を交えて実演し、その後に受講生が剪定実習を行いました。
草勢判断は、花の中心から柱頭が出ている・出ていないで樹が元気なのか否かを判断できます。また、葉が上向きで色艶が良いと元気な状態であり、弱ってくると葉が垂れ下がりやすくなります。
最後に、ネギ、枝豆、サツマイモ、里芋の生育状況を観察した後、ナス、トウモロコシを収穫しました。
6月4日(火曜日) 9時30分から
第4回『野菜栽培講習会』です。
始めに、夏野菜のトマト・ナス・キュウリについて、仕立て(整枝)と栽培管理、連作障害などについて講義を行いました。
トマトは、1本仕立てで、わき芽は小さいうちに摘み取るのが基本です。
ナスは、1番果のすぐ下のわき芽2つと主枝の3本を伸ばし、3本整枝とします。
キュウリは、節成り型にするため下から5節目までは雌花、わき芽は摘み取り、子づるは1~2節残して摘芯します。
連作障害は、病害虫の増殖、土壌養分のアンバランスなどが原因です。これを回避するには、コンパニオンプランツを混植、間作または障壁として植えたり、畑をいくつかの区画に分けて科ごとに野菜を割り振り、順にローテーションする「輪作」という方法があります。
次に、圃場での実習を行いました。
仕立てや芽かき(わき芽の摘み取り)は、栽培している野菜の樹を使っての説明と実践です。仕立てや芽かきは、野菜の生育中に何度も行う内に目が慣れて、どの芽やツルを取り除くかが分かるようになります。
5月14日(火曜日) 9時30分から
第3回『野菜栽培講習会』です.
さつま芋の栽培について、中南米が原産地で十分な日照が必要なこと、土壌は過度の窒素が残っておらず、寄生センチュウに注意することなどの説明がありました。植え付けてから4~5ケ月で試し掘りをして、生育が良ければ収穫します。
さつま芋の苗植えの実践では、直立植え・斜め植え・船底植え・水平植えなどがありますが、今回は船底植えを選択し、南風を想定し根を南、生長点を北側に向けて植えました。苗の種類は「紅あずま」と「シルクスイート」です。
次に、ジャガイモ、人参、玉ねぎ、そら豆、レタスの収穫を行いました。
4月30日(火曜日) 9時30分から
第2回『野菜栽培講習会』です。
座学では、マルチの種類と特性、張り方について、トマト、ナス、キュウリなどの栽培について講義が行われました。
その後、トマトの定植を行いました。
トマトの定植では、営農指導員の手本を見ながら受講生が実際に苗を植え、仮支柱に固定する作業を行いました。
植える前にポットを水に浸し、花の向きを手前にして植えました。
その後、圃場内のジャガイモ、トウモロコシなどの生育観察をし、受講生の皆さんで大根などを収穫しました。
4月16日(火曜日) 9時30分から
今年度も農業センター営農指導員を講師とする『初心者向け野菜栽培講習会』が、受講生20名の参加を得て始まりました。
この日は初夏を思わせる夏日となりました。
開講式では、受講生の皆さんから受講の目的をお聞きしたところ、「家庭菜園で野菜作りをしているので一から勉強したい」、「おいしい野菜をつくって、野菜嫌いな子供に食べさせたい」、「親から引き継いだ農地を有効活用したい」などと話されていました。
続いて資料を用いて、良い土や酸性土壌の特徴、5大要素・微量要素の働き、化学肥料・有機肥料の特徴、野菜の特性、トウモロコシの栽培について講義を行いました。
その後、ほ場(畑)やハウスで栽培している人参、そら豆、ジャガイモやトウモロコシなどを見学しながら説明を受けました。
この講習会は年間14回、平日の火曜日に開催する予定で、次回からは実技演習も行います。
果樹栽培講習会
年間3回の開催です。
今年度の講師は、高校で果樹栽培について指導をなさっていた前田先生です。
ここでは実施した講座の内容を、簡単に紹介し報告しています。
12月16日(月曜日)9時30分から
3回目の果樹栽培講習会を行いました。この日の出席は、16名中14名の出席でした。
初めは座学です。
テーマ「果樹の剪定」では資料を用いて、前回までの剪定のポイントについてのおさらいとして「目標とする樹形を意識すること」、「剪定の時期」、「幼木・成木の管理」などの説明がありました。
また、樹種別に柿、梅、ブルーベリー、ブドウ、柑橘などの剪定時期や剪定方法などについて、質疑応答を交えながら説明がありました。
次に、ほ場(畑)に出て、梅、柿、ブドウの剪定についての説明・実演の後、受講生による実習を行いました。
11月11日(月曜日)9時30分から
2回目の果樹栽培講習会を行いました。この日の出席は、16名中12名の出席でした。
初めは座学です。
テーマ「果樹の剪定」では資料を用いて[枝の成長と整枝・剪定]について「整枝剪定の目的」、「剪定を始める前に」、「剪定のポイントはバランス」などの説明がありました。
また、樹種別に柿、梅、ブドウ、ブルーベリーなどの剪定について、着果習性、剪定時期や剪定方法などについて説明がありました。
次に、ほ場(畑)に出て柿、ミカン、ブルーベリーを観察するとともに、剪定について実演を交えながら説明を受けました。
5月20日(月曜日)9時30分から
この日の出席は、16名中15名の出席でした。
開校式では農林振興課長が挨拶し、講師紹介、注意事項・次回以降の予定を説明しました。
その後、受講生の自己紹介では、栽培している果樹、これから栽培してみたい果樹や講習会で知りたい事などについて発言してもらいました。
初めは座学でした。
まず、落葉果樹の苗木の定植後にすべきこととしては、苗木を植えた後、地面から50~60センチメートルのところで幹を切り、3本仕立てを基本として樹形を整えるのが好ましいとのことでした。
テーマ「果樹栽培の基礎・樹種別果樹の管理作業」についてでは、落葉果樹の年間生育の表を用いて「4つの成長のステージ」、「1年の生育サイクル」、「栄養成長と生殖成長のバランス」などについて説明がありました。
次のテーマ「樹種別果樹の管理作業」についてでは、柿、梅、梨、イチジク・ブドウ・キウイフルーツ・ブルーベリーについて、それぞれ説明がありました。
講師が説明の途中に受講生からの質問を確認・応答し、また、受講生の自己紹介で困っていること、知りたいことなどに触れながら、わかりやすく説明していただきました。
座学終了後、ほ場(畑)で実際に梅・ブルーベリー・柿・ブドウを見ながら剪定・摘果などについての説明がありました。