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広報そでがうら+ vol.99 広報そでがうら11月号 特集「地域を守る」 未公開記事SP

印刷用ページを表示する 更新日:2023年11月1日

 

 消防団長の写真

広報そでがうら+ vol.99

広報そでがうら11月号 特集「地域を守る」 未公開記事SP

 11月1日発行の「広報そでがうら」では「地域を守る」と題して、消防団を紹介しました。
 今回の「広報そでがうら+」では、紙面で紹介しきれなかった未公開記事を紹介していきます👀
▼広報そでがうら11月号はこちらのリンク先から閲覧できます(外部リンク)。

TOPICS

  1. 消防団長 特別インタビュー
  2. 表紙写真のオフショットを大公開📸

消防団長 特別インタビュー

消防団長の写真

プロフィール

 袖ケ浦市消防団長 景山 幸雄 さん
​ 普段は大工として働きながら、消防団の活動を続けて今年で30年。
 消防団長として、また個人として、「消防団」に対する想いを伺いました。

入団のきっかけを教えてください。

 私が入団した当時は「長男に生まれたからには消防団に入る」という風習があり、付き合いの一環で入団しました。正直、最初に誘われた時は断りましたが、所属してみたらそんな気持ちは忘れました(笑)。
 また、消防団はさまざまな年代の方が所属しているため、1番上の団員と下の団員で一回りくらい年齢差があります。大人になってから一回り違う方と接する機会があまりなかったので、私にはその点が新鮮でとてもよかったですね。

消防団の主な活動を教えてください。

 団長としての主な活動は、消防に関する行事や会議などの出席が多いです。市内に限らず、4市(袖ケ浦・木更津・君津・富津)や千葉県の会議などに出席することもあります。4市の団長は私と同年代で仲が良く、普段から交流もあるため「有事の際はお互い助け合おうね」という話をよくしています。
 消防団全体としての主な活動は、訓練や火災・災害時の出動などがありますが、よく団員に話すのは「地域貢献」をしようということです。例えばお祭りの警備など、地域に密着した活動をすることで、地域の方に消防団を知ってもらい、それが団員の確保に繋がるのではと考えるからです。最近だと平岡地区を担当する第4方面隊の団員が、9月に袖ケ浦フォレストレースウェイで開催された「がうらっこ未来CANvas」というイベントに参加しました。当日は私も別のブースのスタッフとして参加していたので、合間に団員の様子を見に行きました。普段から消防団がイベントなどに参加する時には顔を出すようにしています。
 また、有事への備えということで、消火栓の見回り・点検も各分団が行っています。いざ使う時に、水が出なかったり、器具が故障していたりすると、人命に関わる場合もあるので、消防署と連携して普段から備えています。

消防団のやりがいを教えてください。

 有事の際に皆さんの生命や財産などを守るために活動をしていますが、消防隊員と比べて消防団員はできることが限られています。それでも、災害時や火災時に出動した際に、当事者の方から感謝されると「活動してきてよかったな」と思いますし、それがやりがいです。
 30年も活動をしていると、悲惨な現場に立ち会うこともありました。その悲劇を繰り返さないためにも、予防啓発活動を日頃から行っています。歳末特別警戒期間などの夜間パトロールを行う期間以外にも、例えば冬場の乾燥して風が強い日には、消防団員が率先して夜間パトロールを行うこともあります。

1番の思い出を教えてください。

 私が8分団に所属していた時の操法大会です。当時の分団長から「今年は賞を狙うぞ」と言われ、指揮者という役で出場しました。当時の8分団は10年以上入賞を逃していたので、今回こそはと一生懸命練習に取り組みました。あんなにもアツくなれて、一生懸命に打ち込めたことは大人になってから初めての経験でしたし、今でもいい思い出です。結局3位に入賞できて嬉しかったですが、優勝できなくて少し悔しい気持ちもありました。団長になった今は分団に所属していないので操法大会に出場できないですが、若い団員の一生懸命な姿を見るととても感動します。
 今では操法大会に向けての練習が負担になるとネットの記事に書かれることもありますが、団長としては少し寂しいですね。

消防団とはどんな存在ですか。

 袖ケ浦に限らず、日本全国に絶対なくてはならない存在だと思います。消防団は多くが地元出身の団員で構成されているので「ここのおばあちゃんは一人暮らし」や「ここのおじいちゃんは足が悪い」などの有事の際に重要な情報を持っています。これは消防署にはない、地域に密着しているからこその消防団の強みです。
 また、分団によっては民生委員などの異なる立場の方とも連携をとることで、いざという時に地域を守れるように備えています。

今後の目標を教えてください。

 消防団長の任期は残り1年ほどで、任期を終えると退団になります。消防団長という役目を任せてもらえたので、退団後も一歩外から見守っていきたいですね。また、立場は異なっても「防災」について考えていきたいなと思います。

消防団長の写真

表紙写真のオフショットを大公開📸

 11月号の表紙は、今年の操法大会で優勝した「12分団」の皆さん。
 紙面ではかっこよくキメてくれましたが、実はあの写真を撮影する前に「消防装備着装ver.」も撮影していました。
 「普段の12分団の姿」と話す団員のおちゃめな一面を、ここでだけお見せします!

12分団の写真

 

 

2023年10月取材
 「広報そでがうら+」では、広報そでがうらで紹介しきれなかった記事や写真を配信します。

 広報そでがうら+(プラス)