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広報そでがうら+ vol.148 市内出身のパラアスリート官野 一彦さんがギネス世界記録を達成!
広報そでがうら+ vol.148
市内出身のパラアスリート官野 一彦さんがギネス世界記録を達成!
10月3日に、フランス・パリで行われた、ハンドサイクルで1時間に走れる距離のギネス世界記録™に、袖ケ浦市出身の官野 一彦さんが挑戦し、見事記録を達成しました。
官野さんは、22歳の時に事故で頸椎を損傷し、車いす生活を余儀なくされましたが、車いすラグビーと出会い、2012年ロンドン、2016年リオデジャネイロと2大会連続でパラリンピックへ出場しました。
とくに、リオでは日本車いすラグビー史上初の銅メダルを獲得しました。現在は車いすラグビーを引退し、会社員兼パラサイクリング選手として活躍されています。
記録
1周約3.541kmの周回計測で、8周28.331kmがギネス世界記録として認定
官野さんコメント
この成功は私一人の力だけで成し遂げられたものではありません。多くの方々が時間と労力をかけて舞台を作り上げてくれたおかげで、達成できたものです。これはみんなで勝ち取った記録だと心から感じています。
私の勤める会社で掲げている「協力し合えば前に進める」という言葉を実感し、皆さんとこの喜びを分かち合えたことが、何より嬉しかったです。
私の挑戦は道半ばですが、これからも前を向いて走り続けたいと思います。
パラサイクリングとは…
パラサイクリングは、視覚障害と運動機能障害の選手が出場する種目です。
障害のクラスに応じて使用する自転車が異なり、通常の2輪自転車、3輪の自転車、手でペダルをこぐハンドサイクル、視覚障害の2人乗りタンデムの4種類があります。
2024年10月情報提供
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