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広報そでがうら+ vol.141  広報9月号 特集「安心を、守りたい。」 防犯SP

印刷用ページを表示する 更新日:2024年9月17日

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広報そでがうら+ vol.141

広報そでがうら9月号 特集「安心を、守りたい。」 防犯SP

 9月1日発行の「広報そでがうら」では、「交通・防犯特集」として、木更津警察署や木更津交通安全協会、防犯指導員協議会などの交通・防犯に関わる方のお話をもとに、家庭でできる取組みなどを紹介しました。

 今回の「広報そでがうら+」では、紙面で紹介しきれなかった「防犯」に携わる方のお話をお届けします。

▼広報そでがうら9月号はこちらのリンク先から閲覧できます(内部リンク)。

防犯指導員協議会 松本 会長

 防犯指導員は、市内に5つある各支部で、地区のパトロールを中心に、年金支給日や交通防犯大会(9月29日(日曜日))、そでがうらまつり ~アレワイサノサ~(10月12日(土曜日))などでの啓発活動、視察研修などを行っています。
 また、5支部以外にも「リリーズ」という女性支部があり、リリーズでも独自に視察研修や啓発活動を行っています。

 私も県外や少年院など、さまざまな場所へ視察に行きましたが、視察研修は「私たちの活動が間違っていなかった」ということを確認できる場であり、活動を続けるうえで自信にもなります。また、広報紙面で紹介した「一軒一灯運動」などの新たな発見がある場でもあります。犯罪者から見て、街灯・玄関灯を消すという行為は「もう誰も往来はありません、今から就寝します」という合図のため、この「一軒一灯運動」が防犯に効果的です。
 犯罪の形態は、年々変化しているため、今まで活動してきたことをそのまま行うのではなく、新たな視点で「今」何ができるか考えて活動することが大切です。

 また、防犯指導員協議会は市の防犯協会に所属しており、防犯協会には、木更津警察署の方も所属しているため、警察・防犯協会・市役所の三者で情報を共有・連携できることが、大きな強みだと思います。
 例えば、警察から「最近このあたりでこんな犯罪が増えている」と情報提供があれば、それを各支部にも共有し、重点的にパトロールをしています。

 こういった活動で犯罪が1件でも減ったら嬉しいですし、活動を地域の皆さんに知っていただけるとありがたいです。

木更津警察署 西浦 生活安全課長

 犯罪の発生状況の目安として、刑法犯認知件数というデータがあります。
 7月末現在、木更津警察署管内では697件認知しており、昨年同時期と比較して26件減少しています。
 一方で千葉県内では、7月末現在21,985件(暫定値)認知し、昨年同時期と比較して900件も増加しています。
 皆さんが「犯罪」と聞くと、空き巣や車上荒らし、電話de詐欺などを思い浮かべるかもしれませんが、木更津警察署管内ではこのような犯罪は減少傾向にあります。
 一方で木更津警察署管内で増加している犯罪が2つあります。

 一つは、皆さんに一番身近で一番被害にあいやすい「自転車の盗難」です。
 盗難時の状況として最も多いのが、鍵の無施錠です。被害にあった方の約7割が、自転車の鍵をかけずにいたところを盗まれています。短時間でも必ず鍵をかけ、とくに盗まれやすいスポーツ自転車などは複数施錠や柱などの動かないものに括ることも効果的です。

 もう一つは「金属の盗難」です。
 太陽光発電設備の電線や道路に設置されているグレーチング、マンホールの蓋、工事現場で使用されている足場の板など、さまざまな金属が盗難被害にあっており、発生件数は急増しています。
 この被害を防ぐため、今年7月に「千葉県特定金属類取扱業の規制に関する条例」が公布されました。盗難品が金属スクラップ加工業者などに売却されることが多いため、この条例ではその流通を規制しています。
 条例は令和7年1月1日に施行されますが、被害を増やさないために十分に気を付けてください。

 また、最近では「SNSの投資詐欺」や「ロマンス詐欺」などの犯罪被害にあう若い方が増加傾向にあります。
 「こうすれば儲かる」や「将来のために資産を蓄えよう」などと言った甘い言葉に惑わされず、十分に注意しましょう。

​2024年8月取材
 「広報そでがうら+」では、広報そでがうらで紹介しきれなかった記事や写真を配信します。

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