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広報そでがうら+ vol.14 袖高 × SDGs
【広報そでがうら+ vol.14】
袖高 × SDGs
袖ヶ浦高校1年生の生徒が「SDGs × 興味のある職業」をテーマにSDGsについて学び、身近な課題や自分の将来・職業について考える授業を行いました。
広報担当では、授業の様子を密着取材しました👀💭 その様子を紹介します。
📅 2021年9月16日
「SDGsって何だろう? ~持続可能な社会を目指して~」をテーマに、淑徳大学 講師の講演を受け、SDGsについて学びました。
📅 2021年10月
グループごとに、SDGsの17の目標の優先順位を、先進国・途上国それぞれの立場から考えて討論し、クラスで発表しました。また、夏休みの課題の職業調べ学習をもとに、職業とSDGsの関りについて調べ、グループでプレゼン資料を作成しました。
📅2021年11月18日
学年の中から選ばれた代表9グループが、1年生の前でプレゼンを行いました。
担当教諭にインタビュー
🎤なぜ「SDGs」を題材にした授業を行ったんですか?
栗原先生
私自身、元々は「SDGs」を詳しく知りませんでした。研修で「SDGs」について学び、思っていたより難しくなかったこと、身近に取り組めるものがあることを知り、周囲の先生からの「生徒たちも同じように感じてくれるのでは…!?」という後押しもあり、今回の授業を考えました。「SDGsは難しい」という先入観をなくすきっかけ作りをしたかったんです。
山崎先生 (正しくは「たつさき」)
栗原先生から「SDGs」の話を聞いて面白そうだと思い、総合学習の時間を利用して何かできないか、というところから始まりました。「SDGs」の言葉は聞いたことあるけれど、詳しくは知らないという人も多い中で、生徒たちが理解して、将来の進路と併せて考えるきっかけになれば、と思っています。
🎤授業を終えて、生徒に伝えたいことはありますか?
栗原先生
「SDGs」の掲げている2030年。皆さんが職業に就いた時には、1つ1つの仕事・企画・作業が何かと繋がっていて、意味がある。その意味の中には「SDGs」が入っていることが、少しでも今回の学習を通じて頭に残ってくれていたらいいなと思います。そうすれば、自分の仕事ってかっこいいな、素敵だな、と自分のしていることや仕事に自信を持てたりするのではと思っています。
1年生にインタビュー
🎤「SDGs」を元々知っていましたか?
👨👩名前は聞いたことがありましたが、詳しくは知りませんでした。
🎤「SDGs」に対してどんなイメージを持っていましたか?また、そのイメージは変わりましたか?
👩世界中が取り組んでいる重要な目標。難しそうだし、私たちには関係ないと思っていました。
👨政治家など一部の人が取り組むものだと思っていましたが、学んでみるとそのイメージは大きく変わりました。
👩「SDGs」は日常生活で少し意識をするだけで関わることができ、みんなで協力して達成すべき目標だったんです!
🎤「SDGs」を学んでから普段の生活は変わりましたか?
👩エコバッグを持ち歩き、レジ袋をもらわないようになりました!(目標14・15)
👩食品ロスを減らすために、「てまえどり(商品棚の手前にある商品など販売期限の迫った商品を積極的に選ぶこと)」を意識するようになりました!(目標12)
👨ペットボトルを使わないで、水筒を使うようになりました。(目標12)
🎤「SDGs」をしっかり意識しているんですね!
👨「自分には関係のないこと」だと思わず、一人ひとりができる小さなことの積み重ねを継続することで、問題の解決につながるのだと思います。
👩身近なことから取組み、将来就く仕事でも「SDGs」の中でできることに取り組みたいです。
【Information】
「SDGs」とは、国連が定めた2030年までに達成を目指す「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会を実現するための17の国際目標です。
SDGs 17の目標
- 貧困をなくそう
- 飢餓をゼロに
- すべての人に健康と福祉を
- 質の高い教育をみんなに
- ジェンダー平等を実現しよう
- 安全な水とトイレを世界中に
- エネルギーをみんなに そしてクリーンに
- 働きがいも 経済成長も
- 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 人や国の不平等をなくそう
- 住み続けられるまちづくりを
- つくる責任 使う責任
- 気候変動に具体的な対策を
- 海の豊かさを守ろう
- 陸の豊かさも守ろう
- 平和と公正をすべての人に
- パートナーシップで目標を達成しよう
2021年9月~11月取材
「広報そでがうら+」では、広報そでがうらで紹介しきれなかった記事や写真を配信します。