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広報そでがうら＋ vol.12 トライアスリート 佐藤 姫夏 さん
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【広報そでがうら➕ vol.12】
トライアスリート 佐藤 姫夏 さん
広報そでがうら6月1日号でも紹介した、昭和中学校出身「世界を目指すトライアスロン界の次期エース」佐藤姫夏さんが活躍中です！
今回の取材を申し込んだところ、佐藤さんから「今回もたくさんのエピソードがあります！」との連絡が（笑）。
トライアスロンデビューしてまだ1年目。伸びしろだらけの佐藤さんです！
今年のレース結果
🥇関東学生大会 優勝
🥉全国学生大会 3位（世界大学トライアスロン大会出場決定/2022年）
日本トライアスロン選手権 総合8位（🥈U23カテゴリでは準優勝）
🎤今年の活躍について聞いてみました。
（それぞれのレースの感想は？）
関東学生大会は、オリンピックなどよりも短い距離で行うレースでした。この大会ではバイクパートで落車をしてしまうハプニングがありましたが、何とか優勝することができました。
全国学生大会は、オリンピックと同じ距離「オリンピックディスタンス」で行うレースで、初めての経験でした。さらに、本番の3週間前ほど前に練習中に肩をケガして、思うように練習ができない時期がある中での出場でしたが、3位という成績をおさめることができました。関東学生大会より、距離は長いはずなのに、こっちの方があっという間に終わってしまったという感覚でした。気持ち的な部分だったと思いますが、オリンピックディスタンスの方が私には向いているなぁと思いました。
日本トライアスロン選手権は、出場までに関東選手権や、認定記録会で決められた記録を出さなければいけないという壁がありますが、前回の初出場に続いて2年連続出場することができ、エリートの部では最年少の出場者でした。
実は、この大会で大きなハプニングがあって・・・スタートに立てたことが奇跡でした（笑）。
（ハプニングとは？）
自転車の機材トラブルです。この大会は宮崎での開催だったため、前日に飛行機で現地入りしました。レースで使う自転車を一度分解して飛行機に積んで、現地で組み立てて使用するのですが、組み立てた時に自転車の心臓部分であるギア変速機が故障してしまい、正常に動かない状態になってしまいました。オフィシャルの修理の方に見てもらいましたが、部品を交換すれば直るかもしれないけれど部品が見つかるかわからないので、最悪の場合レースに出られないと言われ、号泣しました（笑）。
海外の大会などではよくあることらしいのですが、国内の大会では稀なできごとで「なんでよりによって今回なんだろう・・・」と思いました。
なんとか部品が見つかり、修理をしていただいたのですが、ハプニングによって、レースで走るコースの試走ができず、ぶっつけ本番で出場することになりました。
（その中でも成長できたことは？）
トライアスロンは自然相手のスポーツで、経験を積めば積むほど強くなるスポーツです。風が強くて波が高い中で泳ぐことが難しい上に、まぶしくて前が見えなかったり、バイクで風の抵抗を少なくして走るために集団でローテーションを組んで走るのですが、そのローテーションを風向きに合わせてどっち周りにするかなど、本番でないと経験できなものがたくさんありました。おまけに今回は、自転車のトラブル付きで（笑）。結果いろいろな経験ができたのでよかったなと思います。そんなこともあったので、本番は緊張せずにリラックスしてレースができ、よい結果につながったのかなと思います。
（次の大会と意気込みは？）
まずは海外大会への出場権を取得し、国内の大会だけではなく、海外の大会も視野に入れていきたいです。しかし、私の目標は、2024パリオリンピック出場と2028ロサンゼルスオリンピックでの表彰台です。
それに向けて、支えてくださっている方々への感謝の気持ちを忘れず、トレーニングを行っていきたいと思います。
🖊姫夏メモ🖊
○きついトレーニングで心臓をいじめるのが楽しい
○でもトライアスロンをつらいと思ったことは一度もない
○よく食べてよく寝てよく笑う
○スイム・バイク・ランと楽しみが3倍（飽きたら違う種目をトレーニング）
○おしゃべり好き
○日本トライアスロン選手権の宮崎NHKのインタビュー取材で10分といわれていたところ20分一人でしゃべり続けた
○オフの日は金田周辺に行きがち
○メダカを10匹飼っている
○心配性で大会に持っていく荷物は普通の人の3倍（本番用・予備用・予備の予備用）
○練習の帰りに千葉でタピオカをテイクアウトしがち
○今日はお寿司を食べたい気分（取材日2021.11.18）
「広報そでがうら＋」では、広報そでがうらで紹介しきれなかった記事や写真を配信します。
