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広報そでがうら+ vol.10 君津高校 1年生 鈴木 琉晴 さん

印刷用ページを表示する 更新日:2021年9月3日

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【広報そでがうら➕ vol.10】
  倒れていた男性を救護した高校生に感謝状を贈呈
  君津高校 1年生 鈴木 琉晴 さん

7月29日午前10時頃、蔵波郵便局付近で80代の男性が倒れているところを、蔵波在住の鈴木 琉晴さんが発見し、救急車が到着するまでの間、付近の通行人と協力して救護活動を行いました。
  市消防本部は、率先して救護活動にあたった功績に対し、感謝状を贈呈しました。

  琉晴さんと母 久美さんにインタビューを行いました。

 【当日のことを教えてください】
  その日は高校のゼミに参加するため、自宅から長浦駅に自転車で向かっている途中でした。
  蔵波郵便局近くの交差点を通った時に倒れている男性を見つけ、最初はびっくりしましたが、大丈夫かなと心配でした。
  近づいて声をかけると、意識はあり会話もできましたが、立ち上がれなさそうだったので、救急車を呼ぼうとしましたが、その方が「タクシーを呼んでほしい」と言っていたのでタクシーを呼びました。しかし、タクシーの運転手さんに乗せることは難しいと言われたので、通りがかった周囲の人が木陰に倒れていた方を移動させてから、救急車を呼んでくれました。
  大人の方が来てくれた時は、助かったと思い、安心しました。

 【感謝状を受け取った時の気持ちは】
  助けることができてよかったです。とても安心しました。
  こういった場面に遭遇したのは初めてで、今その当時のことを振り返ると、最初から救急車を呼んでいればと思うことはありますが、また同じような場面に遭遇したら、今回の経験を活かして助けたいと思います。

 【母 久美さんはこのことを知った時、どう思いましたか】
  自分から話をしてくれなかったので、最初は知りませんでした。その日の夜に、敬語で電話しているところを見かけ、珍しいなと思って本人に聞いたら、助けたことを知ってびっくりしました。
  とくに家族に自分から話さなかったのは、それが当たり前だと思って行動したのだと思います。面倒見が良いかは分からないですが(笑)、困っている人をほっとけない心優しい子です。
  知らないところで人助けをしていたことは、とても嬉しかったです。

  琉晴さんが助けた方は、回復して無事だったそうです。
  消防長は「コロナ禍で知らない高齢者を率先して救った勇気と、また学校に遅刻することを承知で救護活動にあたったことは、感謝状にはかえられない素晴らしい行動」と琉晴さんに伝え、感謝状を手渡しました。

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2021年8月25日取材

 広報そでがうら+(プラス)は、広報担当インスタグラムの企画で、広報紙(広報そでがうら)に掲載できなかった記事や写真を配信しています。

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