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令和3年度地域人材育成講座を開催しました

印刷用ページを表示する 更新日:2021年9月3日

地域人材育成講座「みんなでつくる避難所講座」を開催しました

 地球温暖化の影響で、各地で大きな被害をもたらしている豪雨。令和元年房総半島台風による災害は、記憶に新しいところです。

 また、私たちの地域では、巨大地震がいつおきてもおかしくないと言われており、今のうちに様々な備えをしておく必要があります。

 そこで、「災害」を自分ごととして捉え、避難時や避難所において、最低限知っておかなければならない基礎的な知識を「みんなでつくる地域の避難所~高齢者・障がい者・女性などの視点から~」と題し、みんなで学習しました。

車椅子トイレを組み立てている講座生

 

第1部 講演会

 「みんなでつくる地域の避難所」をテーマに、浅野幸子先生をお招きし、避難所で弱者となる高齢者・障がい者・子ども・女性について、配慮すべきことなどを教えていただきました。

 また、コロナ禍における避難所設営のポイントなども、詳しくお話していただきました。

浅野幸子先生 

   浅野 幸子 先生

   ○減災と男女共同参画 研修推進センター 共同代表

   ○早稲田大学地域社会と危機管理研究所 招聘研究員

 

第2部 ワークショップ

 3つのグループ(備蓄倉庫のチェック、避難所の寝床・トイレの整備、避難所の機能・配置を考えるグループ)に分かれて体験活動を行いました。

 

○備蓄倉庫のチェック

備蓄倉庫を確認している講座生

 備蓄倉庫にはどんなものが備蓄されているのか、使用の目的がわかないものはないかなど、みんなでチェックをして、意見交換を行いました。

 市の備蓄には限界があるため、各家庭での備蓄が重要であることがわかりました。

 

〇避難所の寝床・トイレの整備

段ボールベッドを組み立てている講座生段ボールに寝ている講座生

 車椅子用トイレや段ボールベッドを作りました。

 車椅子用の部品はとても重く、組み立てるのに人手がいること、みんなの協力が必要であることを再認識しました。

 また、ベッドのない寝床と、寝心地を比べてみました。

 災害時は、パイプ椅子を連結してベッドにすることもできるそうです。その場にあるものを活用したり、工夫をしながら、臨機応変な対応をしていくことが必要であるとわかりました。

 

○避難所の機能・配置を考える

空間配置の検討をしている講座生

 避難者の年齢、性別、特徴などを考えながら、部屋割や生活空間の配置などを考えました。