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第3次行政改革の実績
第2次行政改革終了後、社会情勢が大きく変わるなかで、様々な課題に対応し、魅力あるまちづくりを行うために、新しいスローガンのもと改革を行う必要が生じてきました。 そこで平成13年度から15年度にかけて「市民との協働によるまちづくりの推進」と「効率的な行財政運営の確立」を目標とする第3次行政改革に取り組みました。 ここでは、事務事業の見直し等従来型の行財政改革の推進はもちろん、市民との協働を促進するための新たな取組みを行い、大きな成果をあげることができました 実施結果の概要は次のとおりです。
実施結果の概要
(1)実施期間
平成13年度から15年度の3年間
(2)第3次行政改革の項目数
目標1 「市民との協働によるまちづくりの推進」
改革項目数 |
|
---|---|
開かれた行政の推進 |
10(13) |
市民の自主的活動の促進 |
17(19) |
目標2 「効率的な行財政運営の確立」
改革項目数 |
|
---|---|
事務事業の見直し |
51(57) |
組織・機構の充実 |
5 |
人材育成の推進 |
3(4) |
2つの目標と5つの重点項目、84(98)の改革項目数
※( )内の数字は再掲の改革項目数を含めた場合(複数の重点事項に位置づけられている改革項目があります。)
(3)主な取り組みの内容
目標1 「市民との協働によるまちづくりの推進」
開かれた行政の推進
・各種計画原案の広聴
⇒ 6案件の広聴実施
・電子メールによる「市民の声」の実施
・審議会等の委員の公募
⇒ 9審議会等で41名の委員を公募
・バランスシート(貸借対照表)の作成及び公表
・ホームページの一層の充実
⇒ 1課1ホームページの公開
市民の自主的活動の促進
・ボランティア団体、民間非営利組織(NPO)の支援
⇒ ボランティア団体等の情報を市HPで公開
・ボランティア団体による花いっぱい運動事業の推進
⇒ 24団体で実施
・パートナープランそでがうらの推進 (男女共同参画社会の推進)
・保育の充実
⇒ 一時的保育・延長保育の実施等
・市民ふれあい夏まつりの実施
⇒ スタッフ市民参加者数:14年度350名→15年度495名
・エンジョイ・スポーツ推進事業の実施
・総合型地域スポーツクラブの実施
目標2 「効率的な行財政運営の確立」
事務事業の見直し
・行政評価システムの構築
⇒ 政策及び施策指標の確定、目標値の設定、現状値の把握 事務事業評価の実施、事前評価の実施
・食糧費の見直し
⇒ 見直し指針を策定し、削減実施
・公共工事コスト縮減行動計画の推進及び見直し
・電子市政の推進
⇒ 庁内情報通信ネットワーク(LAN)の構築 「袖ケ浦市電子市政推進計画」の策定及び推進
・例規集の電子化
⇒ 例規集を電子化(115冊を削減) インターネットでの検索を可能に
・環境基本計画の策定
⇒ 計画の策定、シンポジウムの開催
・環境に配慮した公用車の導入
⇒ 普通自動車から軽自動車への切替え(6台)
・震災火災対策自主防災組織整備の推進
⇒ 自主防災組織の結成(2組織)
・補助金等の見直し
⇒ 12補助金等の縮減、廃止
・旅費の見直し
組織・機構の充実
・班編成の一部導入
人材育成の推進
・研修制度の充実
(4)削減経費
項目名 | 削減経費 |
---|---|
644,709千円 |
|
保育所調理業務の民間委託 |
79,943千円 |
補助金等の見直し |
43,251千円 |
土地開発公社運営の見直し |
36,080千円 |
旅費の見直し |
22,800千円 |
その他 |
86,072千円 |
合 計 |
912,855千円 |