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ベストオブ景観まちづくり賞が決定しました!(令和2年度景観まちづくり賞)

印刷用ページを表示する 更新日:2021年2月1日

 「景観まちづくり賞」は、地域の景観形成に貢献している取り組み等を募集し、特に模範とすべきものを表彰、紹介することで、更なる取り組みへの意欲を高めると共に、そのような景観まちづくりの取り組みが市内全域に広がることを目指して実施してきました。 
 令和2年度は、本表彰制度が開始から10年が経過したことから、歴代の「景観まちづくり賞」受賞者で、現在も継続して活動を行っている団体の中から、「最優秀賞」1団体、「優秀賞」2団体として決定しました。

 本市の景観形成を担っていただいている団体の皆さん方には、感謝申し上げますとともに、今後、益々のご活躍を期待しております。

 市民の皆さん方には、3団体の取り組みにご注目くださるとともに、各団体が保全している景観を是非、ご覧ください。

受賞団体紹介

最優秀賞

神納花の15会

神納花の15会の活動の写真  コスモスの写真

  菜の花の写真  向日葵の写真

【取組の開始時期】
平成15年から

【取組場所】
広域農道神納地籍 他

神納花の15会の活動区域の図

【取組内容】
 春のポピー、秋のコスモスを定例的に咲かせることを目標に、それに合わせて客土や施肥、耕耘を行い、種まき時には苦土石灰、化成肥料投入、耕耘を実施。播種後には草刈り、除草など周辺整備も行い、必要に応じて追肥まで行う。花の見ごろ終了後には刈り取り、耕耘機によるすきこみを行い、次の作業に備えています。
 また、近隣の袖ヶ浦高校の家庭科学習において、校舎窓際に栽培している「緑のカーテン・ゴーヤ植栽」に土づくりからお手伝いを行っています。

【審査員からのコメント】
・次世代の育成に貢献している取組だと思います。
・神納花の15会を評価したのは88歳から高校生まで、はば広い年齢での活動がよいこと、場所柄四季折々楽しませている事を評価しました。
・広域農道沿いや遊休地での植栽活動により、まちの景観づくりに貢献している。また地元袖ヶ浦高校、行政との連携による事業を実施していることについて特に評価しました。

【一般の方の観覧】
 広域農道を気候の良い4月、10月に散歩がてら花々を観察することができます。
 4月頃はポピー、10月頃はコスモスが満開となっています。

【その他】
 広域農道(通称フラワーライン)を800m続く花々は圧巻です。私たちが一生懸命に育てた花々を是非楽しんでください。
 また、広域農道全線が花で埋め尽くされるのを夢に活動しています。一緒に活動する会員も募集しておりますので、是非ご連絡ください。
 最後に、袖ケ浦高校の皆さん、農林振興課の方々には大変お世話になっております、いつもありがとうございます。
 (連絡先)
  神納花の15会 代表 三浦 070-1058-8000

優秀賞

 平岡小学校幽谷分校

ホタル飼育の写真 ホタル放流の写真

ホタル交尾の写真  ホタルふ化の写真

【取組の開始時期】
平成13年から

【取組場所】
平岡小学校幽谷分校内 および 近隣ホタル生息地

平岡小学校幽谷分校の活動区域の図

【取組内容】
 毎年、幽谷分校児童と共にホタルを飼育、観察し、成長したホタルを秋に放流してきています。
 昨年度(令和元年)からは、毎年秋に放流していた幼虫を数匹残し、一年間通して幼虫からさなぎ、羽化まで飼育を行いました。成虫になった分校育ちのホタルを再び交尾させ、たくさんの幼虫を生ませるなど、幽谷分校の回りの豊かな自然を大切にし、減少しているホタルを守り続けています。

【審査員からのコメント】
・将来的にかけがえのない自然をとても大切にする姿勢に感動したことと子供たちの学びの場であることから平岡小学校幽谷分校を評価します。
・ホタルの生息が激減している中、幽谷地区の特性を活かし、ホタルの繁殖・放流・他地区との交流を行う活動は、長期にわたる活動の賜物と思われます。市内においても環境や生活スタイルの違う地区においてもこの活動が広がり景観形成に繋がることが期待されます。また、子供達が活動の主体となっており、親子や地域を通じて次世代への継承が可能な取り組みであると思います。

【ホタルの成虫の鑑賞について】
 令和2年度は源氏ホタルは5月下旬から6月初旬、平家ホタルは6月中旬から7月上旬に観察することができました。また、昨年度は初めて、平岡小学校幽谷分校職員駐車場から、ホタルを観察することができました。ホタルは、その他の学校周辺や松川周辺等でも生息しています。(年によって見られる時期や場所が異なることがあります。)
 例年であれば、学校内でホタル観賞会を行っています。(今年度は中止)
 最後に、今年のホタル成長の様子の一部を平岡小学校幽谷分校ホームページに掲載しておりますので、ご覧ください。
 (松川は足元が悪く危険な場所もありますので、夜間観察の際はお気を付けてください。) 

(連絡先)
 平岡小学校幽谷分校 0438-75-2110
 https://www.fureai-cloud.jp/sodegaura-yuukoku-e/

里山を歩く会

剪定作業の写真 休憩小屋作成の写真

 台風被害復旧の写真 里山の花々の写真

【取組の開始時期】
平成12年から

【取組場所】
浜宿団地周辺の久保田地区里山

里山を歩く会の活動区域の図

【主な取組内容】
 地域の散策道として親しまれているかまくら街道において、草刈りや倒木処理、スズメバチの捕獲などの整備と共に、休憩小屋やベンチを設置するなど快適に散策できる環境を形成している。
 また、長浦小学校低学年の自然散策体験の引率、昔遊びの紹介など、学校教育にも協力しております
 毎年3回、一般参加者を募り、里山を歩く行事を実施しています。里山内にある果樹園の収穫体験など、地域コミュニティの維持にも尽力しています。

【審査員からのコメント】
・「地域の散策道」を自ら維持する位置づけと計画的・組織的活動の実行。学校やスポーツクラブ等地域内の組織間連携の実現は素晴らしいと思います。
・近年、長浦蔵波台の住民化の勢いは目を見張る程ですが、かつての里山が失われていく様子を見る度、かつての自然に溢れた長浦の変化に戸惑っています。そのような中での、久保田地区の里山保存の活動は素晴らしいと思います。
・長年にわたり継続して活発な活動がなされ、袖ケ浦市の良好な里山保存に尽力していただいていることは、評価に値します。

【一般の方の閲覧】
 直接里山に入り、散策をすることが可能です。
 里山の中では、季節折々の花々を見ることができます。
(里山では、野生動物が出没する場合がありますのでお気を付けください。)

【イベント】
年3回(春・夏・秋)に散策イベントを実施しています。(参加費100 円程度)
里山の散策後は、里山内で育てている作物の収穫体験なども行っています。
イベントの募集は広報そでがうらに掲載しております。

【その他】
里山を歩く会では、現在会員を募集しております。会員は、久保田地区外からでも構いません。一緒に袖ケ浦の素晴らしい里山を体験しませんか?
(連絡先)
里山を歩く会 代表 山下 090-4416-7645 mssrg736@ybb.ne.jp
ブログ https://satoyamawk.exblog.jp/