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景観まちづくり賞を紹介します(平成30年度)
地域に愛着や誇りを持てる景観まちづくりを推進していくため、地域の景観形成に貢献している取り組みについて、特に模範となるものを表彰しています。
今年度の応募の中で、市の景観まちづくりの基本的な方針に合った取り組みから部門賞・大賞を決定しましたので紹介します。
表彰式
表彰式は、11月5日(月曜日)午後2時から、市庁舎で行いました。
景観まちづくり賞の受賞者の皆さん
受賞された取り組みを紹介
※( )内はグループ等の名称です。
大賞 学習部門 まなび賞
地域住民の絆づくりの一環としての花いっぱい活動(中富ふれあいの会)
平成15年に中富地区の住民で結成された団体で、地域の青少年の健全な育成のため、学校や地域と連携してパトロールやキャンプなど様々な活動を行っています。
美化活動の一環として、平川公民館や富岡分館、JR東横田駅で花の植栽を行っており、毎回活動の際には子供たちが参加しています。美化活動への参加を通して子供たちが地域の景観に関与し、景観について学ぶ機会を得ていることから、学習部門 まなび賞を受賞されました。また、景観まちづくりの活動として、特に優れたものであるとして、大賞を受賞されました。
育成部門 はぐくみ賞
蔵波台における美化活動(蔵波台愛犬クラブ)
蔵波台自治連絡協議会が主導し、地域住民により犬の排泄物拾いや飼い主への啓発を行うため、平成25年に結成された団体です。
現在では当初の犬に関する活動のみでなく、ポイ捨てされたゴミや違反広告物に関する美化活動も行っており、地域の景観をはぐくむ活動が持続的に行われていることから、育成部門 はぐくみ賞を受賞されました。
保全部門 まもり賞
枝落としや倒木処理等による里山の保全(アクション・グリーン)
市外の有志の方々が結成した団体で、平成20年度から市内の川原井地区の里山で活動し、平成25年からは林地区でも活動しています。立ち枯れした木や倒木の処理等の里山の保全活動、また、森で活動するための研修も実施しており、自然により形成された里山の景観を守る取り組みとなっていることから、保全部門 まもり賞を受賞されました。
創出部門 つくり賞
槍水川沿いのアジサイの植栽(宮田環境保全会)
地元の土地改良区や住民の方で平成20年に結成した団体で、農村環境の保全などを実施しています。
その活動の一環として、地域を縦断して流れる槍水川の両岸にアジサイの植栽を行っており、田園風景と調和した景観を創出する活動に取り組まれていることから、創出部門 つくり賞を受賞されました。