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水質のQ&A

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年3月2日

1.水の着色について

1-1.赤い水が出る

1-2.黒い水が出る

1-3.白い水が出る

2.器物の着色について

2-1.アルミニウム製容器の内面が黒変化する

2-2.アルミニウム製容器の内面に白い斑点が発生する

2-3.浴槽の水が青く見える

2-4.洗面所やタイル等が青くなる

2-5.飲み残しのお茶が紫色になる

2-6.浴室、タイル、トイレ、洗面所の衛生陶器がピンク色になる

3.異物について

3-1.黒い異物が出る

3-2.蛇口の水から錆が出る

3-3.やかん・加湿器の吹き出し口周辺、蛇口等に白い固形物が付着する

3-4.ガラス製容器に光る針状浮遊物がある

3-5.汲み置きした容器がヌルヌルする

3-6.灰色の異物が出る

4.匂いについて

4-1.カルキ臭(塩素臭)がする

4-2.金気臭がする

4-3.シンナー臭、灯油臭がする

5.味について

5-1.苦味、渋味がする

6.その他について

6-1.水質基準について

6-2.トリハロメタンについて

6-3.塩素消毒について

6-4.浄水器について

6-5.残留塩素の除去方法について

6-6.トリハロメタンの除去方法について

6-7.浄水器の訪問販売で使用されている、水道水を着色させる薬品について

1.水の着色について

1-1.赤い水が出る

原因:配・給水管内部の露出した鉄面が錆び、水道水の使用状況の変化(流動変化)により水中に剥離する為に起こります。

対策:一軒だけの場合は、宅地内の配管が原因となる為、開栓時の水をしばらく捨て水するか、配管の取替え工事をしてください。広範囲の場合は、配水地域の水質が安定するまで捨て水が必要ですので本市水道事業までご連絡ください。

1-2.黒い水が出る

原因:水道水中に溶存している微量のマンガンが残留塩素で酸化され、配水管内に付着した二酸化マンガン等が水の流動変化で剥離する為に起こります。

対策:開栓直後の一時的現象の場合は、透明になるまで捨て水をしてください。長時間にわたる場合は、本市水道事業までご連絡ください。

1-3.白い水が出る

原因:水道水をコップに入れたときに、下のほうから徐々に透明になる場合は空気によるものです。給湯器からのお湯も同様で、水道水が急激に加熱され、溶存している空気が放出される為に起こります。

対策:直接飲んでも体に害は御座いませんが、一度お湯に沸かすと、濁りが取れます。長時間にわたる場合は、本市水道事業までご連絡ください。

2.器物の着色について

2-1.アルミニウム製容器の内面が黒変化する

原因:アルミニウム製品の表面にはアルマイト加工した製品があり、空焚きや金属たわし等で破損または劣化し、素地が露出した為、水道水に含まれる微量の鉄、銅と反応し黒変化が起こります。

対策:アルミニウム製品を洗浄するときは、スポンジ等やわらかい物を使用してください。

2-2.アルミニウム製容器の内面に白い斑点が発生する

原因:アルミニウム製品の表面にはアルマイト加工した製品があり、空焚きや金属たわし等で破損または劣化し、素地が露出した為、空気中や水道水に含まれる酸素と結合し、白い水酸化アルミニウムが形成されることにより起こります。

対策:アルミニウム製品を洗浄するときは、スポンジ等やわらかい物を使用してください。

2-3.浴槽の水が青く見える

原因:海や湖が青く見えるのと同じで、太陽光線の可視光線によるもの。特にアイボリーやホワイト系の浴槽でこの現象が顕著に見られる。

対策:可視光線であるため、水質的な問題ではありません。

2-4.洗面所やタイル等が青くなる

原因:給湯設備に使用している銅管類、青銅部材(砲金)、黄銅(真ちゅう)から銅が溶出し、石鹸の脂肪酸等と反応して青色の「銅石鹸」が生成され、洗面所やタイル等に付着される為に起こります。

対策:銅の溶出が著しい場合は、スレンテス管等への取替えが必要です。着色したタイル等は約10%のアンモニア水を少量滴下し、よく拭き取り、食酢で中和し水でよく洗い流してください。

2-5.飲み残しのお茶が紫色になる

原因:水道水中の鉄がお茶の成分タンニンと反応し、紫色のタンニン鉄が生成されることにより起こります。

対策:タンニン鉄自体は有害ではありませんが、空気中の細菌やカビ等の雑菌が繁殖することがありますので、容器をよく洗ってから使用してください。

2-6.浴室、タイル、トイレ、洗面所の衛生陶器がピンク色になる

原因:風呂場やトイレ等の水まわりは、雑菌等に対して適度な湿気がある為、空気中に存在する雑菌(細菌やカビ)が付着し繁殖したためです。これらの雑菌の中には繁殖に伴って桃色、黄色、橙色、黒色等、特定の色素を作るものがあるため起こります。

対策:水でよく洗い流し、取れないときには、熱湯や漂白剤を使用してください。

3.異物について

3-1.黒い異物が出る

原因:止水栓、給水栓のゴムパッキンやビルの給水等の加圧タンクに使用されているゴム製のダイアフラム、給水管と給水装置を接続するゴムパイプの劣化、管接合部のポリエチレン管の切りくず、配水管からのマンガンスケールの剥離等が原因で起こります。

対策:開栓直後の一時的な場合は、しばらく捨て水し、ゴムパッキン等を確認して下さい。長時間にわたる場合は、本市水道事業までご連絡ください。

3-2.蛇口の水から錆が出る

原因:長期間、使用していない場合、給水管内部の鉄面が錆びやすく、使い始め等の水圧の変化時に剥離するため起こります。

対策:開栓直後の一時的な場合は、しばらく捨て水してください。長時間にわたる場合は、本市水道事業までご連絡ください。

3-3.やかん・加湿器の吹き出し口周辺、蛇口等に白い固形物が付着する

原因:水道水中のカルシウム、マグネシウム等(ミネラル分)の硬度成分が煮沸することにより析出する為に起こります。

対策:硬度の高い水質ほど析出量が多くなりますが、水のミネラル分であり、安全性の問題はありません。除去方法は、酢酸を10倍位に薄めて入れ、1時間程度放置後、やわらかいブラシで洗ってください。

3-4.ガラス製容器に光る針状浮遊物がある

原因:「フレーク現象」として知られ、水道水中のマグネシウムとガラス容器のケイ酸が反応し、生成されたケイ酸マグネシウムが表面で沈着され、これが繰り返されることにより、水中に剥離したものが浮遊する為に起こります。

対策:この現象が発生した場合は、酢酸を10倍位に薄めて入れ、1時間程度放置後、やわらかいブラシで洗ってください。

3-5.汲み置きした容器がヌルヌルする

原因:時間とともに残留塩素が揮散し、容器内で雑菌が繁殖した為に起こります。

対策:長時間の汲み置きは避けてください。

3-6.灰色の異物が出る

原因:配・給水管工事の際、塩化ビニル管布設時の切りくず及びシールテープが剥離した場合に起こります

対策:通常は一時的な現象で、しばらく捨て水しながら、異物の流出の有無を確認して下さい。

4.匂いについて

4-1.カルキ臭(塩素臭)がする

原因:水道水は衛生上、塩素消毒が義務付けられている為、残留する塩素量によって塩素臭を感じることがあります。配水地域や個人差によって感じ方に多少の差がありますが、衛生的に給水する事を意味しています。

対策:塩素臭は水道水が病原菌等の汚染から守られた安全である証拠です。この臭気が気になる場合は、煮沸後、冷やすことで解消されます。

4-2.金気臭がする

原因:水道水に鉄、銅、亜鉛等の金属類が多く含まれている場合に発生する。特に配管中での滞留時間が長い地域では、開栓時に溶出した金属が金気集を発生する為に起こります。また、水源に地下水を使用している場合にも、鉄細菌の存在で金気臭が発生します。

対策:開栓時の水をしばらく捨て水するか、腐食の進んだ給水管の場合には配管の交換が必要になります。

4-3.シンナー臭、灯油臭がする

原因:塗料や接着剤が溶出し、水道水に着臭する場合や、塗装工事で使用したシンナーや灯油等が土壌に浸み込み、塩化ビニル管やポリエチレン管等の給水管を侵して、水道水に影響を与える為に起こります。

対策:しばらく捨て水しても臭気が取れない場合は、本市水道事業までご連絡ください。

5.味について

5-1.苦味、渋味がする

原因:金気臭同様に、水道水に鉄、銅、亜鉛等の金属類が多く含まれている場合に発生する。特に配管中での滞留時間が長い地域では、開栓時に溶出した金属が苦味や渋味を発生させる為に起こります。

対策:開栓時の水をしばらく捨て水するか、腐食の進んだ給水管の場合には配管の交換が必要になります。

6.その他について

6-1.水質基準について

解説:水道水は、お客様に安全かつ安心に飲んで頂く為に、水道法で定められた水質基準(50項目)を守らなければなりません。水質基準の項目や基準値は、世界保健機構(WHO)の飲料水水質ガイドラインを参考に、健康状況等に関する研究・調査・諸外国の基準値や検査技術等を総合的に検討し、厚生労働省が決めています。このため、全国で同じ基準で統一されています。

6-2.トリハロメタンについて

解説:浄水場で消毒のために使用される「塩素」と原水中の「有機物」が反応して生成される物質を「消毒副生成物」といいます。「トリハロメタン」はその消毒副生成物の一種で、一部発がん性の疑いがあると言われており、水質基準にも定められた物質です。その発生量は、塩素投入量や原水中の有機物の量に比例しますが、浄水場では水質基準を超えないように対策をとっており、袖ケ浦市のトリハロメタンの発生量は、水質基準値0.1mg/ℓ以下である為、水道中に含まれるトリハロメタンを摂取したとしても健康上問題はありません。なお、発がん性物質に対する水質基準は生涯にわたり、毎日水を飲んでも人の健康に影響が生じない基準をもとに安全性を考慮して定められています。

6-3.塩素消毒について

解説:塩素は水道水を消毒する為のものです。この濃度では、病原菌等に対しては消毒効果がありますが、人に対しては影響ありません。また、水道法によって、給水している全てのお客様の蛇口から出る水道水の残留塩素を0.1mg/ℓ以上確保することが義務付けられており、これによって水系感染症の予防に効果をあげています。本市水道事業では、お客様に安全でおいしい水を飲んでいただく為、安全を確認しつつ、必要最小限の残留塩素が保れるよう努めています。

6-4.浄水器について

解説:水道水は、水道法に基づいた水質基準を満たしておりますので、そのままでも安心してお飲みいただけます。浄水器を使用される場合は、その機種の特性をよく知ったうえでご使用になる事をお勧めします。なお、器具内に滞留した水は塩素が無くなる為、雑菌の繁殖がしやすくなる事がありますので、十分ご注意ください。また、処理能力にも限界がある為、交換時期を超えて使用した場合には、一度除去したものが流れ出て通常よりも高濃度の水となる場合がありますので、適切な管理をお願いします。

6-5.残留塩素の除去方法について

解説:残留塩素を除去する方法として色々とありますが、その中で浄水器を使用しないでご家庭でできる方法をいくつかご紹介しますので、残留塩素が気になる方は一度試してみてはいかがでしょうか。なお、残留塩素の除去後の水は雑菌の繁殖がしやすくなる為、早めに使用していただくことをお勧めします。

  1. 沸騰させる:沸騰させると、残留塩素は分解して揮散します。
  2. レモンをしぼる:レモンに含まれるビタミンCには還元作用がある為、酸化作用のある残留塩素と反応して分解することが出来ます。ビタミンCが含まれている食品ならこの反応が起きますので、レモンにこだわる必要はありません。
  3. 緑茶にとおす:緑茶に含まれるカテキンに還元作用がある為、傘下作用のある残留塩素と反応して分解することが出来ます。
  4. 活性炭をとおす:活性炭の表面には目では見えない小さな隙間が空いていて、その隙間に色々なものを取り込む性質があります。この活性炭は、残留塩素も取り込む性質がある為、水道水を活性炭に通すことで残留塩素のない水が得られます。

6-6.トリハロメタンの除去方法について

解説:トリハロメタンを除去する方法として、ご家庭で簡単に出来る方法をご紹介します。なお、トリハロメタンについては「6-2.トリハロメタンについて」で説明しております。

  1. 沸騰させる:沸騰させると、トリハロメタンは気化して水中から除去することが出来ます。このときに10分以上沸騰を続けてください。トリハロメタンは、沸騰して5分程度すると一時的に水中濃度が上昇しますが、さらに沸騰を続けると蒸発する為、除去することが可能です。
  2. 活性炭をとおす:活性炭の表面には目では見えない小さな隙間が空いていて、その隙間に色々なものを取り込む性質があります。残留塩素と同様にトリハロメタンも活性炭に取り込むことが出来る為、除去することができます。ただし、活性炭の取り込み量には限界がある為、市販の浄水器等で活性炭を使用しているものをご使用になる場合は、適正な交換時期を守って使用してください。

6-7.水道水を着色させる薬品について

解説:水道水に含まれている塩素に反応する薬品を入れ、水の色を変化させる事により、水道水に有害なものが含まれているような不安感を与え浄水器を販売する事例が見られます。この反応は、上記(「6-3塩素消毒について」)に示す、水道水中の塩素量を計る薬品であり、水道水が危険であることを示すものではありません。また、時間の経過とともに色も濃くなっていきますので、実際の数値よりも高い数値となる恐れがありますので、十分にご注意ください。