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【展示圃場】 レタス新品種展示圃場:住化農業資材株式会社

印刷用ページを表示する 更新日:2017年10月30日

レタス新品種の試験栽培と展示圃場

2017年4月中旬から5月末まで農業センターの圃場にて、住化農業資材株式会社がレタスの新品種を試験栽培・展示圃場として使用しました。

展示品目は10種類程の新品種レタスで、ロメインレタス、オークリーフレタス、リーフレタス、ミニロメインレタス、ラグビー型レタスなどです。

住化農業資材株式会社が農業センター内圃場にて試験栽培をした展示圃場

レタス新品種の試験栽培10品種が並んでいる畝全体の写真
農業センター南西の角にある圃場で実施されたレタス新品種の試験栽培、手前側の2畝にそれぞれ10品種が並んでいる様子
展示圃場の写真住化農業資材株式会社作成の圃場看板の写真
レタス新品種を栽培した圃場の様子レタス新品種の展示圃場に設置された看板

栽培条件

展示圃場面積:17.1平方メートル(幅:0.95メートル、長さ:約18メートル)

播種日:2017年2月21日、定植日:2017年3月28日

     施肥量成分量  
品種試験栽培条件

展示圃には同社が得意としているべと病やチップバーンに強い品種のほか、同社が普及に力を入れている葉のカット面が褐変しにくい特長をもつKNOX(ノックス)シリーズも展示しました。

単位:kg(キログラム)/10a(アール)当り

施肥 NPK NPK
ジシアン555(15-15-15)15%15%15%140kg21kg21kg21kg
過燐酸石灰(0-17.5-0) 17.5% 57kg0kg9.9kg0kg
合計     21kg30.9kg21kg
品種マルチマルチ色株数株間栽植密度面積
(平方メートル)
定植本数施肥量
1.YLC238(KNOX)9333
(マルチ幅95cm
・株間33cm
・条間30cm
・3条)
 33cm株/10a 20

ジシアン555→kg/平方メートル

過燐酸石灰→kg/平方メートル

2.YLC239(KNOX)  20
3.ミスターシーザー  20
4.プリンセスシーザー  20
5.YLOG784  20
6.YLOR786  20
7.YLC237(KNOX)  20
     140 
8.シーザーボーイ 16.5cm株/10a 36

ジシアン555→kg/平方メートル

過燐酸石灰→kg/平方メートル

9.シーザーガール  36
10.YLC236  36
合計      108 
使用薬剤

薬剤

本葉4枚時に定植

3月23日プレバゾンフロアブル5100倍液灌注
4月21日ランマンフロアブル2000倍液散布
ダントツ水溶剤2000倍液散布

※使用薬剤は県の条例に基づき、量や希釈・回数などを適切に使用して下さい。

品目

品種名

未販売/販売中

品種写真特長
結果と考察の欄

試験栽培品種一覧

ロメインレタス

1.YLC238(KNOX)

未販売

1番、YLC238(KNOX)の写真

緑色のロメインレタス。

カット面の褐変が遅く、新鮮なカットサラダの出荷が期待できる。

2.YLC239(KNOX)

未販売

2番、YLC239(KNOX)の写真

緑色のロメインレタス。

YLC238と同様にカット断面の褐変が遅い。

3.ミスターシーザー

販売中

3番、ミスターシーザーの写真

緑色のロメインレタス。

葉の枚数が多い。

チップバーンや凍害に比較的強く、栽培しやすい。

4.プリンセスシーザー

販売中

4番、プリンセスシーザーの写真

赤色のロメインレタス。

鮮やかな濃い赤色でサラダにすると彩り鮮やかとなる。

ミスターシーザーより小ぶり。

結果と考察

通常サイズのロメインレタス(供試品種:「3.ミスターシーザー」、「4.プリンセスシーザー」)

「ミスターシーザー」においては1玉あたりの重量が500~600g(ぐらむ)程度と揃い・収量性が良く、千葉でのロメインレタスの作型の中でも本作型は特に収量性が見込める作型であることが分かった。

一方で、中肋部(ちゅうろくぶ)が突出し始めていた事から、本作型のようなやや高温時期の栽培では、白黒マルチで地温を下げる等の工夫が必要であることが確認できた。

「プリンセスシーザー」については、本作型においても本品種特有の非常に濃い発色が出ることが確認できた。

オークリーフレタス

5.YLOG784

販売中

5番、YLOG784の写真

緑のオークリーフ。

葉の枚数が多く収量性も期待できる。

葉のウェーブが強くユニークで、サラダにするとボリューム感がでる。

食感が柔らかい。

6.YLOR786

販売中

6番、YLOR786の写真

YLOG784オークリーフの赤色タイプ。

鮮やかな濃い赤色で、サラダにすると彩り鮮やかとなる。

結果と考察

オークリーフ(供試品種:「5.YLOG784」(緑)、「6.YLOR786」(赤))

栽培期間は通常のロメインレタスよりも3~5日短く、またチップバーン(葉先が黒くなる生理現象)や耐病性の強さもロメインレタスと同様であったことから、本品種は初心者でも比較的栽培のし易い品種であることが確認できた。

一方で、他の品目よりもナメクジの害が比較的多く見られた。
原因はその形状から茎元の風通しがロメインレタス等よりも良くなく過湿状態になり易いこと、葉が柔らかく虫が好み易いためと考えられた。
そのため、早期防除や適期収穫といった工夫が必要であることが確認できた。

リーフレタス

7.YLC237(KNOX)

未販売

7番、YLC237(KNOX)の写真

緑色のリーフレタス。

葉の枚数の多さとボリュームが特徴。

YLC238と同様に、切り口の断面の褐変が遅い。

ミニロメインレタス

8.シーザーボーイ

販売中

8番、シーザーボーイの写真

葉書サイズの緑色のミニロメインレタス。

通常のレタスより密植が可能。

加熱調理に向く品種。

9.シーザーガール

販売中

9番、シーザーガールの写真

シーザーボーイの赤色のタイプ。

生食向きで、サラダにすると彩り鮮やか。

ミスターシーザーより小ぶり。

結果と考察

ミニサイズのロメインレタス(供試品種:「8.シーザーボーイ」(緑)、「9.シーザーガール」(赤))

通常の株間の半分(16.5cm(せんちめーとる))で栽培を実施したところ、1玉あたりの重量が「シーザーボーイ」(緑)が200g(ぐらむ)程度、「シーザーガール」(赤)が150g(ぐらむ)程度のボリュームが確保できることが確認できた。

株間を半分にすることで単位面積当たりの収量が最大2倍となり、効率的生産に繋がるデータが得られた。

一方で、在圃期間が長くなると、通常の株間よりもタケノコ球になり易いため適期収穫といった工夫が必要であることが確認できた。

「シーザーガール」(赤)については、極晩抽性ではないため、春どりは4月下旬頃までが好ましいことが確認できた。

ラグビー型レタス

10.YLC236

販売中

10番、YLC236の写真

ラグビー型(楕円形)のレタス。

レタスのようなシャキシャキとした食感が楽しめる、食味良好な品種。

チップバーンに強く、水耕栽培にも適する品種。

結果と考察

ラグビー型レタス(供試品種:「10.YLC236」)

通常の株間の半分(16.5cm(せんちめーとる))で栽培を実施したところ、1玉300~350g(グラム)のボリュームは確保できることが確認できた。

一方で、形状の崩れや中肋部の突出・タコ足球が出始めていたことから、本作型のようなやや高温時期の栽培では、白黒マルチで地温を下げる等の工夫が必要であることが確認できた。

【結果と考察について】

現在販売されている品種と未販売の品種による試験栽培で、販売されている品種についての結果と考察になります。

 

用語解説

・中肋部(ちゅうろくぶ)・・・葉の中央を走る太い葉脈。主脈。

・チップバーン(縁腐れ:ふちぐされ・・・病害虫による病気ではなく、急激な成長時のカルシウム不足により葉先が枯れて腐った様に黒くなる生理障害。

極晩抽性(ごくばんちゅうせい)・・・極めて薹(とう)が立ち難い性質。野菜の花茎が伸びて開花するのが極めて遅い性質、そのような状態には極めてなりにくい性質のこと。

・タコ足球(たこあしきゅう・たこあしだま)・・・結球したレタスの尻(茎元)の葉柄が細くよじれて、(収穫して尻部:茎元から見た時に)「タコ」の足のように見える。

種子に関する問い合わせ

試験栽培にて使用した品種の種子に関するお問い合わせは、住化農業資材株式会社・東日本営業所へお願い致します。

【所在地住所】〒323-0022 栃木県小山市駅東通2-37-3 三共小山ビル

【問合せ先番号】0285-23-1935

【ファックス番号】0285-23-2169

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