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火葬場整備の現状をお知らせします

印刷用ページを表示する 更新日:2022年3月29日

火葬場の整備について

1 整備方針について

君津地域4市覚書の締結

   火葬場建設は、昭和50年代からの懸案であり、現在も、火葬業務を他市に依存している状況です。

   これまでは、市単独での建設を目指していましたが、平成28年1月29日に君津地域4市の間で「(仮称)木更津市火葬場整備運営事業」に関する覚書を締結し、現在は、共同整備を進めています。

覚書の概要

・木更津市が事業主体となり実施するものとする。

・PFI事業として実施する方向で検討するものとする。

・火葬場の建設候補地は、現木更津市火葬場の敷地及び隣接地とする。

・新たな火葬場施設の供用開始年度は、平成33年度を目途とするものとする。

・本事業に要する事業費については、構成市が応分の負担をするものとする。

・事業の範囲、事業費の負担割合及び精算方法等については、構成市が協議の上、別に定めるものとする。

※PFI(プライベイト・ファイナンス・イニシアティブ)とは、民間事業者が自ら資金調達しとノウハウを活用し、公共施設等の設計・建設を行い、施設完成直後に施設の所有権を公共に移転し、民間事業者が維持管理・運営を行う方式です。

共同整備のメリット

   複数の自治体で共同で整備する場合は、点検や修繕に備えた予備炉を抑えることができ、また、自治体ごとに死亡者数のピークを迎える年が異なることから、各自治体が必要とする炉数の合計より少なく出来ます。
   このようなスケールメリットが大きいことから、共同で整備運営する方が各自治体の負担を軽減できます。また、PFI方式を採用することにより、更に、負担軽減が期待できます。

2 これまでの取り組み

準備業務の推進及び4市協議

   事業主体である木更津市に、君津市・富津市・袖ケ浦市の各市から1名ずつ派遣した職員3名と木更津市職員3名の計6名体制で準備業務を進めています。
   また、事業の範囲、事業費の負担割合及び使用料等について4市で協議を行っています。

 4市協議開催回数 

 平成28年度 11回

 平成29年度 11回

 平成30年度  8回

 令和元年度   6回

 令和2年度    6回

 令和3年度  6回

PFI事業者の選定手続

 事業主体である木更津市は、平成30年3月に、パシフィックコンサルタンツ(株)とアドバイザリー契約を締結し、木更津市が実施する「実施方針の策定」や「特定事業の選定」、「事業者の募集及び選定」等の手続に関する業務の支援を受け、学識経験者4名と木更津市環境部長の5名からなる「木更津市新火葬場整備運営事業者選定委員会」を設置し、事業者の選定を行いました。

PFI事業者選定の経過(平成30年度)

   ・実施方針の公表(6月5日)

    ・要求水準書(案)の公表(7月23日)

  ・特定事業の公表(8月24日)

  ・入札公告(9月28日)

  ・参加表明書及び参加資格審査申請書等の受付(11月12日~11月14日)

  ・参加資格審査結果の通知(11月22日)

  ・入札書類(入札書、提案書)の受付・開札(平成31年1月31日)

  ・提案に関するヒアリングの実施(3月3日)

  ・落札者の決定及び公表(3月7日)

  ・基本協定の締結(3月18日)

  ・落札者の決定に係る審査講評の公表(3月26日)

  ・仮契約の締結(5月24日)

  ・本契約の締結(6月28日)

平成28年度実施業務等

(1)(仮称)木更津市火葬場整備運営事業基本構想策定及びPFI導入可能性調査

   上記の業務を実施し、共同で火葬場を整備運営することによるスケールメリットやPFI事業としての実施が可能であることを確認しました。

   また、この業務に係る費用については、調査・検討のためのソフト事業であることから4市均等に負担することで合意し、平成29年2月1日に、「(仮称)木更津市火葬場整備運営事業基本構想策定及びPFI導入可能性調査業務委託に係る費用の負担割合等に関する協定」を締結しました。

(仮称)木更津市火葬場整備運営事業基本構想については、木更津市のホームページ(外部リンク)でご覧ください。

平成29年度実施業務等

(1) 現況測量 (9月完了)

(2) 不動産鑑定評価 (8月完了)

(3) 地質調査 (10月完了)

(4) 境界確認・境界測量 (12月完了)

(5) 補償物件調査 (1月完了)

(6) 環境影響調査 (3月完了)

(7) 基本計画策定 (3月完了)

(8) 工事用道路 現況・路線測量 (~30年6月完了)

(9) 用地取得及び物件補償~32年度までの予定

(10) PFIアドバイザリー業務委託(事業者選定手続き)~30年度までの予定

    また、これらの業務に係る負担割合等に関して4市で協議を進めており、(1)、(3)~(8)及び(10)の火葬場建設前の準備業務については、火葬場の施設規模によって事業費が大きく影響されることが無いことから、4市均等に負担することで合意しました。

   (2)及び(9)の用地取得に伴う経費は、取得した土地を将来にわたって木更津市が所有管理することから、木更津市単独負担とすることで合意しました。

   これらの合意事項について、平成29年7月6日に「(仮称)木更津市火葬場整備運営事業に係る事業費の負担割合等に関する協定」を締結しました。

  なお、(7) 基本計画策定については、施設の内容や規模、土地利用計画や造成計画などを総合的に検討し、火葬場として必要な区域や施設を設定するなど、平成28年度に策定した(仮称)木更津市火葬場整備運営事業基本構想をより具体化するものです。事業主体である木更津市において、(仮称)木更津市火葬場整備運営事業基本計画(案)に係る意見公募を平成30年1月5日~2月5日まで実施し、その内容及び修正箇所を、木更津市のホームページ上で公表しました。その後修正を行い、「(仮称)木更津市火葬場整備運営事業基本計画」を策定いたしました。こちらについても木更津市のホームページ上で公表しました。

 また、PFI事業契約に基づく施設整備費、管理運営費並びに、新火葬場周辺市道整備事業費の負担割合について、合意に至り、平成30年3月30日に協定を締結しました。なお負担割合は、以下のとおりです。

施設整備費

 均等割20%、人口割30%、単独整備炉割※50%

※単独整備炉割とは、各市単独で火葬場を整備する場合の炉数は、4市合計で19炉が必要となるが、各市の死亡者数のピークを迎える年が異なることなどから、4市共同で整備する場合は、10炉で足りるというスケールメリットが生じます。このスケールメリットに着目し、各市単独で整備する場合の4市の合計の炉数(19炉)に占める各市の割合で算定する数値です。袖ケ浦市の場合は、「施設整備費×50%×4炉/19炉」が単独整備炉割額です。

 

管理運営費

 均等割20%、利用者割80%

 

周辺市道整備事業費

 新火葬場への進入路である、市道135号線、136号線及び、市道234-2号線のうち、火葬場前面の市道234-2号線のみ共同事業とし、用地取得費を除いた事業費を、4市均等割

    (参考)火葬場周辺道路整備図 [PDFファイル/993KB]

平成30年度実施事業等

(1) 都市計画変更手続き (H30年9月完了)

(2) 工事用道路設計・用地測量(~H31年3月完了予定)

(3) PFI事業者選定手続き (~H31年6月完了予定)

(4) 新火葬場用地取得及び物件補償(~H31年3月完了予定)

 なお、今後地元対策事業費や、PFI(プライベイト・ファイナンス・イニシアティブ)モニタリング業務、金融機関との直接協定締結支援業務に係る負担割合については、引き続き協議を進めています。

 平成29年7月6日に締結した協定においては、工事用道路・設計業務委託に係る費用負担は、4市均等割としました。しかし、その後、工事用道路が変更になったことで、用地測量によるデータが、将来木更津市が整備する都市計画道路整備にも利用可能であることから、工事用道路の測量に関する費用の負担割合については、新たに4市の合意に至り、平成30年6月18日に協定を締結しました。なお負担割合は、以下のとおりです。

工事用道路調査・設計業務委託のうち用地測量業務委託費 

 木更津市:62.5%  君津市・富津市・袖ケ浦市:残りを3市で等分  

令和元年度実施事業等

(1) PFI事業 仮契約締結 (R元年5月24日)

(2) PFI事業 事業契約締結 (R元年6月28日)

(3) 基本設計を開始 (R元年9月)

(4) 火葬場設置計画等の住民説明会 (R元年9月13~15日)

(5) 工事用道路整備に着工 (R2年2月)

(6) 大久保団地自治連合会と協定締結 (R2年3月6日)

 新火葬場の選定事業者と契約内容の確認等を進めてきている中で、本年5月24日にPFI事業の仮契約を締結し、6月28日に木更津市議会の議決を経て事業契約を締結しました。
 この事業契約の締結を受けて、事業主体である木更津市が事業契約の内容を公表しました。

 また、施設整備や運営に関する基本的な取り決めを定めた協定を、事業主体である木更津市と大久保団地自治連合会との間で締結となっております。

令和2年度実施事業等

(1) 基本設計を完了 (R2年7月末)

(2) 実施設計を開始 (R2年8月)

(3) 木更津市と金融機関との間で直接協定を締結 ※1(R2年8月31日)

(4) 工事用道路整備を完了 (R2年9月上旬)

(5) 新火葬場の名称が「きみさらず聖苑」に決定(R2年11月)

(6) 新火葬場造成工事着手(R2年11月)

※1 木更津市とPFI事業者に融資をする金融機関との間で締結する直接協定は、本件事業が有する重要性及び公的意義に鑑み、事業期間にわたる事業の確実かつ円滑な遂行を図ることを目的としています。 

令和3年度実施事業等

(1) 新火葬場造成工事完了(R3年6月末)

(2) 新火葬場建築工事着手(R3年7月)

(3) 新火葬場使用料決定 (R3年12月)

 

新火葬場「きみさらず聖苑」使用料
区分 単位 使用料
区域内の住民 区域外の住民
16歳以上 1体 12,000円 70,000円
16歳未満 1体 0円 35,000円
死胎 1体 0円 35,000円
改葬遺骨 1体 6,000円 35,000円
身体の一部等 1個 6,000円 35,000円
多目的室(簡易告別式) 1時間 4,000円 6,000円
霊安室 1日(24時間) 6,000円 9,000円

   〇「区域内の住民」は、次に当てはまる者をいいます。

    ・ 死亡時に木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市に住所がある者。

    ・ 死胎の父または母が木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市に住所がある者。

    ・ 身体の一部等を失った者が木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市に住所がある者。

   〇「区域外の住民」は、「区域内の住民」以外の者をいいます。

   〇お別れ室の使用時間に1時間未満の端数があるときは、1時間に切り上げます。

   〇霊安室の使用時間は24時間を1日とし、24時間未満の端数があるときは、1日に切り上げます。

 

新火葬場整備の詳しい内容ついては、木更津市のホームページ(外部リンク)でご覧ください。

 

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