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ジェネリック医薬品希望カードを配布中
近年、袖ケ浦市国民健康保険の総医療費(本人負担+市が支払った額)は年々増加しています。
医療機関へ市が支払った費用(医療給付費)は、平成25年度の決算において、国民健康保険税収入の約3倍となり、国や県より補助を受けなければ医療費の支払いができない状態にあります。
そのため、毎年保険税の増額について検討しなければならない状況となっております。
医療費を節減する方法の一つとして、「薬の処方の際にジェネリック医薬品を選択すること」があります。従来の薬より安価で、同じ有効成分、同じ効能・効果をもっているジェネリック医薬品を選択されますと、医療機関などの窓口で支払う自己負担額が節約できるだけでなく、市の負担する医療費の節減にもつながります。
袖ケ浦市国民健康保険では、ジェネリック医薬品の普及促進のため、『ジェネリック医薬品希望カード』付リーフレットを配布しております。
希望カードは市役所保険年金課窓口の他、平川長浦の各行政センターでも配布しておりますので、ぜひご活用ください。
ジェネリック医薬品とは…
1.先発医薬品より安価で、経済的です。
ジェネリック医薬品とは、先発医薬品の特許が切れた後に販売される医薬品のことです。
新しい医薬品は、開発に長い時間と多くの費用がかかりますが、ジェネリック医薬品は開発期間が短くて済むため、先発医薬品と比べ価格が安くなっています。
2.有効成分・薬効は先発医薬品と同一で作られています。
効き目はもちろん、安全性も同等ですので、安心して使うことができます。
ジェネリック医薬品は、これまで効き目や安全性が実証されてきた薬と同等と確認されたうえで、製造、販売が認可され、実際に販売される際にも試験を受けることで安全性を高めています。
3.さまざまな病気や症状に対応しています。
脂質異常症、高血圧、糖尿病など治療が長期にわたる慢性疾患の方におすすめです。カプセル、錠剤、点眼剤など形態も豊富です。
4.欧米では、幅広く使用されています。
アメリカ、イギリス、ドイツなどでは、使用されている医療用医薬品の約半分がジェネリック医薬品です。
ジェネリック医薬品の処方を受ける際の注意事項について
1.有効成分以外の添加剤は異なる場合があります。
有効成分や薬効が従来の薬と同じでも、着色料や保存料等が異なる場合は、効果のあらわれ方に差が生じたり、ほかの薬や食べ物との飲み合わせ・食べ合わせが従来の薬と異なることもあります。
2.すべての薬をジェネリック医薬品にはできません。
特許期間が切れていない薬にはジェネリック医薬品がないことや、症状や病状から医師が従来の薬が適切だと判断した場合があるためです。
ジェネリック医薬品への変更を希望する場合は、診療の際や薬の処方の際に医師・薬剤師とご相談ください!
厚生労働省作成のジェネリック医薬品Q&Aです
下記リンクからご覧ください
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000078992.pdf