ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

市内小中学校の特色ある授業を紹介します

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年10月30日

確かな学力~市内小中学校の特色ある授業~

昭和小学校

 
昭和小授業

 昭和小では、平成29年11月22日に千葉県算数・数学教育研究大会の会場校として、県内の先生方を対象に、授業公開を行いました。前年度より「思考力・判断力・表現力を育てる算数科指導のあり方」を主題に、特に、算数的活動の場を工夫することに重点を置き、子どもたちが目的意識を持って授業に取り組めるよう進めてきました。

 たとえば、6年生の「比例と反比例」の学習では、実際に天秤を使って、天秤が釣り合ったときの「支点からの距離」と「おもりの個数」の関係を、実験を通して自分たちで考察させることで,反比例の定義と性質を理解させる授業を行いました。

 「わか…わかりやすい」、「い…いつでも使える」、「は…はやい」、「か…かんたん」、「せ…せいかく」、の頭文字をとって「わかいはかせ」を算数の合言葉にし、意識付けしていくとともに、確かな学力を確実に定着させるために「発問」「板書」「ノート指導」をキーワードに、教師の指導力向上にも力を注いでいきます。

 

長浦小学校

長浦小授業

 長浦小は平成29年度、「学校司書の資格・養成の在り方や資質能力の向上等に関する調査研究」(確かな学びの早道「読書」)における推進地域として、11月29日に授業公開と実践発表を行いました。そのため、「思考力、表現力を高める学習指導のあり方~学校図書館の効果的な活用を通して~」を研究主題として、授業を進めました。

 たとえば、1年生の国語「おはなしのくに」では、自分のお気に入りの昔話や外国のお話を選び、友達に紹介しました。児童が情報収集、取捨選択できるように担任、読書指導員の連携により市内の図書館や学校図書館から借りた本を学級に置いていつでも読めるような読書環境づくりを推進しました。そのような環境の中で児童は、どこの場面を紹介しどんなおすすめの言葉を使えば友達が読んでくれるだろうかと考え何度も読み返しながら発表原稿を作成しました。友達のお話の紹介を聞いて「読んでみたい。おもしろそう。いいね。」と思ったお話をさらに自由に読書させ、感想を発表し合いました。

 子どもの頃に読書活動が多い成人ほど、「未来志向」「社会性」「自己肯定」「意欲・関心」「文化的作法・教養」「市民性」のすべてにおいて、現在の意識・能力が高いという調査結果が出ています。読書、学校図書館が果たす役割を再確認しつつ、課題に対してよく考えそれを人にわかりやすく伝えていく力、そして互いの考えを発表し合うことでより深く考えていく力を育んでいきたいと考えています。

 

 

根形小学校

 
根形小授業

 根形小では、「思考し、表現する力」を育てることをめざして、日々の授業を展開しています。児童が「考えたい」「なぜだろう」と思うような思考を揺さぶる発問を設定した問題解決学習、相手や目的を意識した言語活動、単元の見通しをもった学習などを心掛けています。

 例えば、6年生の国語「心にグッとくる短編小説を紹介しよう~根形小の読書月間を盛り上げよう~」という単元では、最初に単元のゴールをしっかり示しました。『きつねの窓』を「本紹介トーク」をするために読み、心にぐっとくる場面をグループで対話しました。その後、3~5年生を対象に、自分がおすすめする物語を紹介する活動を行いました。

 学校で、集団で学ぶ良さを生かすために「対話的な学び」は欠かせないものです。授業の中での対話のよさは、友だちの考えをしっかり聞いて、自分の中で理解し、さらに新しい考え、気づき、発見を生み出すことにあります。対話は国語だけではなく、算数をはじめとする他の教科でも積極的に取り入れています。根形小学校では、これからも深い学びの手立ての1つとして「対話」を大切にしていくとともに、確かな学力を定着させるために、日々の積み重ねと職員研修の場を大切にしていきます。

 

中川小学校

 
中川小授業

 中川小の子ども達は「笑顔 元気 ありがとう」のスローガンのもと、学習に運動に毎日はつらつと取り組んでいます。笑顔で元気に過ごすには健康な体づくりがとても大切です。そこで本校では、まず、おいしく食事を楽しむ上で必要な歯の健康のために、口腔衛生指導を実施しています。歯磨きの仕方や口の中の衛生を保つ学習を通じて、子どもの健康な歯への意識も高まりが見られ、むし歯のない子どもの割合が平成28年度は84%と県平均の74%を大きく上回る結果となりました。

 また、自分の体をつくったり、調子を整えたりする栄養を摂る上で必要な食生活の健康のために、学校給食センターの栄養教諭と「食に関する指導」を行っています。学年や発達段階に応じてテーマを設定し指導を行うことで、給食の時に「このおかずあまり好きではないんだけれど、一口は食べられたよ!」という声だけでなく、高学年では「食べ物を大切にすることが環境保護にも役立つんだね」といった社会生活にも目を向けた声も聞かれるようになりました。給食を残す量が市内で一番少ないことも、学習の成果の一つだと思います。

 これからも、からだづくりの基本である「健康な歯でしっかり食べること」を大切に、学習や運動に笑顔で元気に取り組むことができ、食べられることに「ありがとう」と感謝できる子どもの育成に努力していきます。

 

平岡小学校

 
平岡小授業

 平岡小学校の日々の授業では,学校教育目標である【「自己ベスト」~110%の力で,挑戦しよう~】の達成に向けて,子ども一人一人が問題意識を持って,自分なりの考えを大切にする学習を進めています。また,今まで学習したことを活用して問題を解き,自分の言葉や方法で考えを説明したり,友だちと対話しながら教え合ったりするコミュニケーション活動も行っています。

 具体的には,「疑問が生じた場合,解決するために予想させ,自分の考えを整理させる」「今までの学習や経験を振り返り,新しい学習内容との違いなどに気づかせる」「授業の中で,自分の考えを周りに伝える場を設け,プレゼンテーション力を高める」といった指導をしています。

 引き続き学校の授業,学校行事,家庭学習,地域行事,生活経験など子どもを取り巻く平岡の恵まれた教育環境と結び付けながら,「確かな学力の向上」に向けて学習を進めていきます。

 

平岡小学校幽谷分校

 
幽谷分校授業

 幽谷分校では、本校と同じ『「自己ベスト」~110%の力で挑戦しよう~』を学校教育目標に「よく考え 心ゆたかな じょうぶな子」の育成に向けて取り組んでいます。その中で、平成29年11月に行われた幽谷分校の特色ある取組「ゆうっこまつり」について紹介します。

  「ゆうっこまつり」は1・2年生が生活科の学習で学んだことをお世話になった地域の方や保護者、上級生、職員等にワークショップ形式で発表するものです。例えば、1年生は「たのしもう あき」の学習で校庭や地域に出かけ、見つけてきたどんぐりや松ぼっくり、落ち葉などを使っておもちゃや飾りなどを作り、紹介します。2年生は「つくろう あそぼう くふうしよう」の学習で身近にある牛乳パックやストロー等を使って動くおもちゃを作り、お客さんにも作っていただくために、その作り方と楽しさを工夫して伝えます。児童が学んだこと・わかったことをお客さんにどう伝えたら良いかを考え、繰り返し練習し、本番に備えます。当日は、お客さんに説明したり、質問されたりして、対話をしながら進行していきます。児童は保護者や地域の方に温かく支えられながら成長することができています。

 小規模の学校ですが、これからも、こうした活動を積み重ねていくことで、児童の表現力を豊かに育んでいきます。

蔵波小学校

蔵波小授業

 蔵波小では子どもたちの「思考力、表現力」を高める指導法研修を、国語科、算数科、理科を中心に進めてきました。物事を深く考え、それを人にわかりやすく伝えていく力は、今後ますます重要になってきます。

 そこで、どの教科でも2人組になって互いの考えを伝え合う、ペア対話を取り入れ、話し合い活動を充実させてきました。また、特に長年研究してきた国語科では、文章を書かせることに力を入れました。文章といってもかつてのように運動会の作文を書くといったことではなく、「だれに」「どんな目的で」書くのかを意識させた活動に取り組んできました。例えば、6年生では、「枕草子」を読み、その続きを自分なりに想像して書き、本としてまとめました。続きを書くには、「枕草子」の書きぶりや物の見方を分析しなければなりません。完成した本は互いに読み合い、感想を伝え合ったり、図書館において多くの人に読んでもらったりしました。こうした取り組みにより、学習や実際の生活に役立つ力を身につけさせたいと考えています。

 

 

奈良輪小学校

 
奈良輪小授業

 本校はこれまでに、市の読書教育研究指定校や全国読書教育サミットでの公開授業、全国調べる学習コンクールでの上位入賞などの実績があり、学校図書館を活用した教育活動を積極的に行っています。

 調べ学習は、子ども自身の経験や「なぜ?」「どうして?」などの疑問等から課題を設定し、本やインターネット、インタビュー等で調べ、その後、集めた情報を整理し、まとめ、発信します。この調べ学習を進めるにあたり、本校では、その手順や方法を学ぶ「ガイダンス」、課題の決定や実際の資料集め等のアドバイスを受ける「相談会」、保護者向けの「説明会」などを開催し、活動をサポートしています。子どもたちは、図書館で本を手にとって調べたり現地でインタビューしたりしながら、目を輝かせて、自分で決めた課題を追究しています。

 この一連の活動を通して、様々な情報の集め方や取捨選択の仕方を学ぶとともに、深く考え、言葉を選び、自分の考えをいかに伝えていくかを学んでいきます。このような力を身に付けていくことは、基礎的な知識や技能を習得することと同様に、大切なことであると考えています。

 

昭和中学校

 
昭和中授業

 わが校のスローガン「夢・全力・規律・自立・昭和中学校」を学校生活の基盤に置き、学習に、運動に力いっぱい取り組んでいる生徒たち。本校の学力向上の取り組みとして、授業では学習課題を明確にし、一人ひとりがしっかりと考えを持ち、話し合う聞き合う取り組みを重視しています。

 また授業以外では年間を通して毎日取り組んでいる「学びタイム」があります。全校生徒が一斉に「視写」に取り組み、文章作法を学び自身の表現力に生かそうとするものです。どのクラスも黙々と集中して取り組む姿は本校の自慢の一つです。

 また、漢字・計算・英単語コンクールなどを学級対抗・学年を超えた色別対抗で競い合いながら学ぶことも本校の特色 の一つです。今年度は千葉県算数・数学教育研究大会も開催されることもあり、数学においてはもちろんですが、様々な教科で授業研究を行っていく予定です。そうした中で新たな昭和中らしさ、昭和中スタイルを確立していきます。

 

長浦中学校

 
長浦中授業

 本校では、生徒の確かな学力を育むために以下の3点に力を入れています。 

 1つ目として、学習規律の向上を第一に考え、生徒指導の機能を生かした授業を強く意識しています。年度当初に「学習のきまり」を全教室に掲示して学級で読み合わせをし、授業中にも積極的な声掛けをして集中していない生徒が一人もいない学習環境にこだわって指導をしています。

 2つ目に「三間(考える時間・書く時間・発表する時間)の設定」をすべての教科・授業で実践しています。本校は自分で考えたり、表現したりすることを苦手とする生徒が多くいるので、まず自分で考える時間を保障し、自分の考えを書き表し、意欲的に発表できるようにしています。これをもとに、主体的で対話的な活動を促し、学習の深まりをねらいとしています。また、文化芸術育成事業や小・中・高連携の特別授業などを活用して表現することの大切さを生徒に実感させ、学びに向かう力やコミュニケーション能力を高められるよう取り組んでいます。

 3つ目に主要5教科の基礎基本の定着のために、定期テスト前には6校時および放課後に学習会を行い、テスト対策及び学習習慣の定着ができるように時間を確保しています。さらに数学科では、計算分野のまとめで基本・発展のコースに分かれて習熟度別学習を行い、個に応じた指導をしています。

 

根形中学校

 
根形中授業

 本校の学校教育目標は、「心豊かで、未来を切り拓く逞しい生徒の育成」~ね・が・たの生徒の育成~で、「ねばり強く挑戦する生徒」「がくしゅうに進んで取り組む生徒」「たくましい体をつくる生徒」を目指して、日々教育活動に励んでいます。

 この学校教育目標のもと生徒たちは、「根形中の約束」を大切にして授業に取り組んでいます。更に、家庭学習ノートを活用するなどして、家庭学習の習慣化を図っています。

 また、毎年12月には本校の伝統である「百人一首大会」が実施されます。取り組みが始まると、和歌を詠む声がどこの教室からも聞かれ、日本の伝統文化である「百人一首」を全校で楽しみながら学んでいます。大会当日は、体育館に敷き詰められた畳の上の札を、一心不乱に見つめる全校生徒の熱気あふれる姿が見られます。更に、生徒会役員より出題される百人一首にまつわる問題により、年々知識の向上にも結びついています。お互いに切磋琢磨しながら学ぶなど、小規模校ならではの助け合い学習の姿も見られます。これは「ねばり強く」「がくしゅうに進んで取り組む」という学校教育目標にもつながっていると思います。

 今後も伝統行事を継承しながら、さまざまな学習活動に発展させていきたいと思います。

 

平川中学校

 
平川中授業

 平川中学校の学校教育目標は「心豊かで智を磨き、たくましく生き抜く生徒の育成~躍動・協働・感動~」です。「学び合い~自ら、意欲的に学び、学力を高め合う生徒~」「支え合い~自他を尊重し、助け合い、励まし合う生徒」「鍛え合い~切磋琢磨し、心身を鍛え合う生徒」を生徒像として教育課程を編成しています。

 平成28年度は、体育振興課のオリンピック・パラリンピック経験者派遣事業を活用してアテネ・北京五輪での2大会柔道金メダリスト、谷本歩実さんをお迎えしました。その貴重な機会にあたり、事前学習として学校図書館において全学年、全学級が調べ学習を進め、オリンピック・パラリンピックの歴史、理念、組織、種目、歴代の選手などについて調べ、まとめました。この調べ学習は、次期学習指導要領で求められている、「主体的・対話的で深い学び」にもつながるものです。本市の、また本校の特色ある教育としても定着しています。その結果、講演当日は生徒たち自身が講師の谷本歩実さんについて紹介したり、さまざまな学びの成果を堂々と発表したりするなど、充実した講演会となりました。今後もこの成果をさまざまな教育活動に生かしていきたいと思います。

 

蔵波中学校

 
蔵波中授業

 本校は、「向上心旺盛にして、何事にも最大限に努力する生徒の育成」という学校教育目標のもと、「自ら学び、考え、今、何をすべきかを判断できる生徒」「常に明るく、規律正しく、思いやりのある生徒」「基礎的な学力、体力があり、より向上させようと努力する生徒」を目指して教育活動に励んでいます。

 「自ら学び、考え、今、何をすべきかを判断できる生徒」を育成するために、本校では調べ学習に取り組んでいます。生徒は6月頃から教員と読書指導員によるガイダンスを参考にして、自分のテーマを探します。学校図書館やインターネットを活用し、夏休みを利用してレポートにまとめ、夏休み明けに各学級で全員が発表します。各学級から選ばれた数名が学年全員の前でプレゼンテーションを行い、そこで更に選ばれた各学年1名は10月の文化祭の時に全校に向けて発表します。レポートをまとめるだけでなく、聞き手にわかりやすいように提示資料を工夫したり、発表原稿を推敲したりする中で、「確かな学力」の基礎となる自ら学び、考え、判断する力を養っています。毎年、オリジナリティ溢れるテーマのもと、お互いに学びを深め合っています。今後も学校図書館を有効活用した調べ学習に、学校全体で取り組んでいきます。