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特別養子縁組制度について ~すべての子どもが健やかに育つ環境を~

印刷用ページを表示する 更新日:2024年4月1日

親がいない、親から虐待されている、などの事情により、実の親による養育が難しい子どもたちがいます。そうした子どもたちを、実の親に代わって社会が守り育てる仕組みの一つ、特別養子縁組制度についてご紹介します。

概要

「特別養子縁組」とは、子どもの福祉の増進を図るために、養子となるお子さんの実親(生みの親)との法的な親子関係を解消し、実の子と同じ親子関係を結ぶ制度です。
「特別養子縁組」は、養親になることを望むご夫婦の請求に対し、下記の要件を満たす場合に、家庭裁判所の決定を受けることで成立します。

成立の要件

「特別養子縁組」の成立には、以下のような要件を満たした上で、父母による養子となるお子さんの監護が著しく困難または不適当であること等の事情がある場合において、子の利益のため特に必要があると家庭裁判所に認められる必要があります。

実親の同意

養子となるお子さんの父母(実父母)の同意がなければなりません。ただし、実父母がその意思を表示できない場合または、実父母による虐待、悪意の遺棄その他養子となるお子さんの利益を著しく害する事由がある場合は、実父母の同意が不要となることがあります。

養親の年齢

養親となるには配偶者のいる方(夫婦)でなければならず、夫婦共同で縁組をすることになります。また、養親となる方は25歳以上でなければなりません。ただし、養親となる夫婦の一方が25歳以上である場合、もう一方は20歳以上であれば養親となることができます。

養子の年齢

養子になるお子さんの年齢は、養親となる方が家庭裁判所に審判を請求するときに6歳未満である必要があります。ただし、お子さんが6歳に達する前から養親となる方に監護されていた場合には、お子さんが8歳に達する前までは、審判を請求することができます。

半年間の監護

縁組成立のためには、養親となる方が養子となるお子さんを6ヵ月以上監護していることが必要です。そのため、縁組成立前にお子さんと一緒に暮らしていただき、その監護状況等を考慮して、家庭裁判所が特別養子縁組の成立を決定することになります。

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特別養子縁組により親になることを希望される方(リーフレット) [PDFファイル/1.14MB]

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