ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 分類でさがす > くらし・手続き > 健康・医療 > 健康づくり > 胆道閉鎖症を早期発見しましょう(便色カードを配布中です)

本文

胆道閉鎖症を早期発見しましょう(便色カードを配布中です)

印刷用ページを表示する 更新日:2015年3月2日

胆道閉鎖症とは

   胆道閉鎖症は新生児・乳児の胆汁を出す管が原因不明の炎症により狭くなり、肝臓から腸へ胆汁を出せなくなる病気です。

   出生9,000人に対し1人が発症すると言われています。

   胆道閉鎖症のもっとも特徴的な症状は便の色に表れます。胆汁が腸へ流れないため便の色が通常の黄色みの強い便ではなく、淡黄色といった白っぽい便に変化します。

   そのため、便の色を観察する「便色カード」を配布しています。

便色カードの配布方法

  1. 平成24年4月1日以降に母子健康手帳を発行された方
    母子健康手帳(19ページ)に「便色カード」が綴じこまれています。
  2. 平成24年4月1日以前に母子健康手帳を発行された方
    新生児訪問にて母子訪問指導員(保健師・助産師)が配布しています。

   新生児訪問を受けていない方、里帰り先にて新生児訪問を受けた方については、市役所健康推進課窓口にてお受け取りいただくか、ご連絡いただければ郵送もいたします。

便色カードの使用方法

   日中の明るい部屋でオムツについた児の便に「便色カード」を近づけて、7つに分類された便色番号と見比べます。

   生後2週、生後1か月、生後1から4か月(お勧めは生後2か月です。)の記録欄に便色番号を記入します。

記入した番号の見方

   1から3番に近い場合、1日も早く小児科医などの診察を受けることをお勧めします。(診察の際は便を持っていきましょう。)

   4番に近い場合、その後便色が薄くなり1から3番に近づかないかよく注意して観察しましょう。近づくようなら、診察を受けることをお勧めします。

   5~7番に近い場合、その時点で胆道閉鎖症の可能性は低いといえますが、生後5か月までは念のため便を観察しましょう。