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あなたもできる応急手当「やけど」

印刷用ページを表示する 更新日:2023年12月20日

やけどとは、皮膚に高温の液体・金属・炎や紫外線、化学物質などが触れることによる皮膚や皮下組織の損傷のことです。

症状

やけどは、深さによって1度、2度、3度に分類されます。

  • 1度 皮膚は赤くなりヒリヒリと痛みを感じ、数日で赤みが減少し跡を残すことなく治ります。
  • 2度 皮膚に腫れ、発赤、水ぶくれ(水泡)を生じるやけどであり、2週間程度で治る浅達性と、3~4週間程度で治る深達性に分けられます。
  • 3度 最も深いやけどで、皮膚は硬く黄白色となり、手術が必要な場合が多くケロイドなどの傷が残ります。

さらに、範囲が広く深いものは皮膚症状のほか、感染症によって重症化し生命を脅かすことがあるため、早期に適切な医療機関を受診することが大切です。

応急手当

  1. 水道水で冷却中のイラスト流水で直接、痛みがなくなるまで冷やす。
  2. 衣類を着ている場合は、無理に脱がさず衣類の上から患部を冷やす。
  3. 体が冷えすぎないように気をつける。
  4. 清潔なガーゼなどで患部を覆い、テープや包帯を緩く巻く。水ぶくれ(水疱)は破かないようにする。

冷やし方(例)

(1)広範囲 服は脱がせずに、着衣のまま流水で冷やす。

(2)顔   弱めのシャワーか保冷剤をタオルで包んで冷やす。

(3)口の中 流水でうがいを繰り返す、狭い範囲であれば氷を舐めて冷やす。

(4)裸   水圧で皮膚がむけてしまうので、濡らしたバスタオルでくるんでから流水で冷やす。

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